タイの電車
ホテルに戻り少し休んだあとは、「シーナカリン鉄道市場」に向かうことにした。
今回は、最初に乗ったローカル電車ではなく、近代的なほうの電車に乗る。

エスカレーターに乗って地上から離れてゆく。
下を見下ろすと、ローカル電車の線路が見下ろせた。

線路を使って、ものを運んでいる人がいる。

ちなみにタイ・バンコクの電車のホームはこんな感じだ。

電子カードも購入できるけど、普通に券売機で券を買うことにした。

すると出てきたのは、中に電子チップが入ったプラスチック製のコインだった。

台湾と同じだ。
これを改札機に当てて、通る。
ホームはこんな感じだ。

ホームの柵には「柵にもたれかからないように」と注意書きの看板がある。
僕はもたれかからなかったけど、柵のすぐ横で写真を撮っていると、駅員さんに「ピッピッ」と笛を鳴らされ、手すりから離れるようにジェスチャーされた。
別の駅員さんは楽しそうにおしゃべりをしながら、のんびり柵の拭き掃除をしている。

駅のホームから地上を見下ろす。
ここバンコクは車も多いし、バイクも多くて渋滞気味だ。

やってきた電車に乗り、別の駅で降りる。
そして乗り換えのために少し歩く。

夕方になっていた。

そして別の駅の高架歩道橋から見下ろす。

この駅のホームは、さっきの駅よりも現代的だった。

昆虫料理を食レポします
さあ、着いた!
シーナカリンのナイトマーケットだ。

マーケットの入口付近には、テナントに入った普通のお店が並んでいる。

レストランなんかもたくさんある。


そして少し歩くと、露店がたくさん並んでいるところに出た!

いろんなお店の食べ物を食べながら歩いていると、ついに見つけた…。
噂には聞いていた。

タイのゲテモノ料理・昆虫のフライだ!
6,7種類の昆虫が店頭に並んでいる。
せっかくタイに来たんだ、これはトライするしかないだろう。
全種類試してみたいので、カップに全種類の昆虫を入れてもらう。
お会計を済ませたあとは、そのままテーブルに移動した。
昆虫料理をテーブルの上に置いた。
「さぁ、食べようか」と無言でソーマに伝える。
まず最初に、一番インパクトの強いカナブンのような見た目の虫から食べることにした。

こういうのは躊躇したらダメだ。
なんでもないことのように、振る舞い、その勢いのまま、なんでもないことのように、虫をつかみ、なんでもないことのように、口の中に運ぶ。
そして、なんでもないことのように咀嚼した。
よく揚げられていたので、中から柔らかい液体が出てくるなんてことはなかった。
一貫して、パリッとしている。
機械的にあごを上下して、虫を噛み続けて10秒後…。
「あれ」
悪くない。
悪くないどころか、なかなか美味しい。
香ばしいエビの味がする。カナブンの身体の硬さも、エビの甲殻の硬さそのものだ。
よし、次はこれだ。

カブトムシの幼虫のような見た目の虫だ。
見た目のインパクトからすると、カナブンと一位二位を争う。
早速、口に運ぶ。
「あぁ」
うまい。
外はカリッとしていて、中は少しだけしっとりしている。
だけど嫌な感じのしっとり感ではない。
香ばしい木の香りのような味がする。とても繊細な味で、正直、おいしいと思った。
「うまいじゃないか!」
ここまで二種類の虫を食べてみたけど、どちらも美味い!
よし、次だ!

小さなバッタのような虫だ。
「うまい!!」
香ばしく焼き上げた小魚のような味がした。
これは非常にオススメだ!
そして次は、細長い芋虫のような虫を食べる。

あぁ、うまいねぇ。
全部、うまいねぇ。
この虫は中身がスカスカで、外はサクサクだった。
もし目隠しをして食べたとしたら、普通のスナック菓子を食べていると勘違いすると思う。
これはいける。
そして最後は、大きなバッタのような虫を食べる。

いうまでもなく、美味しい。
これは香ばしい肉のような味がした。うまい。
どの虫も、予想に反してとても美味しかった。
見た目が見た目だから、もう食べることはないけど、これが虫の見た目じゃなかったら、日常的に買って食べると思う。
それくらい美味しかった。


コメントが欲しくてたまりません、どうかコメントを…!!
コメント一覧 (2件)
ついに昆虫食デビューしたんやね!!
すごい!!
美味しいって噂には聞くけど、みちゃうとかなり勇気がいるね
食料不足もだんだん深刻になるし、そのうち日本でも当たり前になるかもしれんね!
デビューしましたよ!!!
美味しいんだけど、やっぱり見た目が虫だから、また食べたいかと聞かれると、食べる気はあまりしないですね。
いや、でも、おいしいんです。ホントに!
日本でも当たり前になったら、僕はちょっと有利ですね(笑)