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【テアラロア Day6】大丈夫、まだ旅は続けられる
希望の朝 不安な夜が明けて、不安な朝が始まった。 テントを出るのが怖かった。でも、出発の支度をしないといけない。 キャンプ場のトイレに向かって歩いていると一人の男性ハイカーと目があった。挨拶をすると優しく返してくれた。そして優しくいろいろ話... -
【テアラロア Day5】「帰国」を考えた5日目の夜
一人になりたい 5日目を迎えた。 いままで、いろんな人が親切にしてくれたけど、そろそろ一人になって、しんみりしたい気分だった。やっぱり僕は僕だ。 うつむきながらドミトリー内で、朝の支度をする。 最初に泊まったドミトリーでは、外国から来た二人に... -
【テアラロア Day4】あなたはあなたでいたらいい
スーパーで助けてもらう 朝起きて宿を出ると、雨だった。 しかも夏なのに、めちゃくちゃ寒くて気温は10℃。でもホームシック気味で、不安で心細かったので、この雨と寒さに少し癒された。 今日は、ここインバーカーギルに丸一日滞在する。 昨日の疲れも癒し... -
【テアラロア Day3】スタート地点のブラフからいよいよ歩き始める
いざ、スタート地点へ! 朝8:30、シャトルバスに乗る。 そしてスタート地点のブラフに着いた。ここは観光地でもあるので、他にも何人か人がいた。 有名な看板と写真を撮っている人たちを羨ましそうに眺める僕に気付いたアメリカ人が、写真を撮ってくれた。... -
【テアラロア Day2】異国の風に吹かれて
些細な違いが積み重なって 昨日はホテルでテレビを見ていた。 コメディドラマや歌唱ショー、お昼の2時間ドラマのようなものまで。 コメディドラマが特に面白かった。 でも、違和感を感じた。 みんな英語を話しているし、コメディドラマの笑いのツボも日本... -
【テアラロア Day1】ニュージーランド南島を縦断する1300kmの歩き旅
海外に一人でいったことのない僕が、3ヶ月かけて一人で、ニュージーランドの南島を歩いて縦断する記録です。毎日更新を目標に、ここに載せていきます。 出発の朝 2024年12月12日、明け方5時に目が覚めた。 真っ暗な部屋の中で、隣に眠るパートナーをしばら... -
【楽に生きる】ガチャガチャのカプセルの中で混ぜこぜになる人生観
人生という壮大な、形のないものを思い浮かべるとき、無力感が真っ先に浮かび上がります。ただ、イメージを使って人生を捉えることで、人生が少し楽になることがあります。 -
出がらしのエナジーと消えたい気持ちが僕を生かす
いろんな感情を感じることに、疲れた。 最後のひと踏ん張りがきかないような、出がらしのような心が、いつも自分の底にうっすらとある。 -
【LGBTQ】同性婚がないことによる国際同性カップルのビザ問題
僕は34歳の男で、30歳のフィリピン人男性と日本で交際しています。 今回は、同性婚がない日本で、国際×同性カップルだから起こるビザ問題を紹介します。 -
何もしない一日、オレンジ色に照らされた僕は
僕の一日が始まったときに、外の世界では日が沈み、会社員は一日を終えようとしている。オレンジ色の光に包まれながら、悲しくてたまらなかった。