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ダラダラ過ごす無職生活、5か月目の感想

10年以上勤めていた会社をやめて、無職生活をスタート。今月で無職生活5か月目に突入しました。

無職生活中の心境の変化や思ったことなどをつづっていきます。

もくじ

最初の2ヶ月は絶好調スタート

仕事をやめてすぐは、いままでやりたかったことをやりまくる絶好調の2ヶ月でした。

並べてみたら、いかに充実していたかがわかります。最初の2ヶ月は。

こんな記事も書いていました。

3ヶ月目、風邪をひいてから一気に勢いがなくなる

ですが、いろんなことをやっていたからか3ヶ月目に風邪をひきました。

「やりたいことをたくさんやって疲れが出たのかな」「いまはゆっくり休んで、また治ったらやりたいことをたくさんやろう」と思っていたら、風邪が長引いて、治るのに2週間かかりました。

その間、ほとんど家にいたので、一気に出不精に変身。だらだら過ごす日が続きます。

とくに何もやらずに月日だけが経っていくことに「いかん、時間を無駄にしてばかりいる」と焦りを感じ始めました。

そして、「なにかやりたいことをやって、もう一度あの勢いを取り戻そう!」と房総半島の歩き旅にでました。

ですが、楽しいはずの旅のあいだも、身体の中身がスカスカになったような無力感と、「なにをやってるんだろう、つまらないな」と無気力感を感じていました。そんなことを感じている自分にショックを受けました。

「また、なにかやりたい!」と思うまで、のんびり過ごすかと、この旅で決めました。そしてのんびり過ごすことにしました。

減ってゆく貯金と湧いてくる焦り

ですが、とくに何もしなくても「生きる」ということにはお金がかかります。

毎日食べないといけない、電気も使う、水もガスも使う、たまにビールが飲みたい、パートナーと月に一回の贅沢として「しゃぶしゃぶ屋さん」にいって思い出もつくりたい。

水が流れるように、どんどん僕のゆうちょ通帳アプリの画面から、貯金金額が減ってゆきます。

「あぁ、とまってくれ」「減らないでくれ」と思ってもまったくの無意味。そう思うほど、焦りが心にたまってゆきます。

冷静に考えたら、まだ働かなくても2年はやっていけるというセーフティーリードがあるのですが、10年以上働いてためたお金が「こうも簡単に流れてゆくんだ」と思うと、不安で不安でたまりません。

毎日、貯金のことを考えながら、不安と焦りを感じています。

人恋しさ

僕は34年間住んでいた故郷の愛媛を捨て、栃木にやってきました。

当然、ここには友達がいません。なので、毎日寂しいです。そのことをパートナーに伝えると、「僕のことをパートナーとしても、親友としても、両方でカウントしていい」といわれたので、親友は一人いることになります。

ですが、最低二人は欲しい…!!

わがままでしょうか。一人でも十分助かるんだけど、二人以上いたほうが、自分の状況が立体的に見えて安心できるんですよね。

「横軸だけだと、線しかみえないけど、そこに縦軸が加わると面がみえて、一気に世界が広がる感じ」ありませんか。

なので、毎日ほのかな期待を背負って外出しています。「もしかしたら、外でフレンドリーな誰かが声をかけてくれて、ひょんなことから友達ができるかもしれない」とか思いながら…。

当然そんなに簡単にできるわけがないので、「こんなにたくさんの人とすれ違うのに、誰とも交われないなんて」と、悲劇のヒロイン気分で、スーパーからトボトボと帰ったりしています。

再就職がこわい

僕はよく人当たりがいいといわれます。

だから「いいなぁ、あの人は。人に好かれて」と、羨ましがられているのかもしれません。

だけど人と接するときは、それくらい人当たりがよくなってしまうくらい、緊張したり、自分を良く見せようと頑張ったりしています。なにがいいたいのかというと、僕は人付き合いが苦手なんです。

しかも、とても繊細なので、他の人ならあまり気にしないような人間関係トラブルも、僕の頭の中でどんどん熟成されてゆき、大げさじゃないかと思うくらい、劇的に悩みます。

パートナーによく「ドラマチックだね」といわれます。

なので、「新しい仕事を見つけたとしても、そこの人間関係でまたやっていけなくなるのではないか」という恐怖が頭にこびりついています。

だから、このブログをせっせと更新したり、なにかフリーランスで生きてゆくすべはないかと、あれこれ模索して、フリーランスでも食べてゆける道を探しています。

ですが、あまり稼げずに絶望的な気分になり、「どうせ僕なんて、なにをやってもうまくいかない」と自己嫌悪におちいります。

そしていま、五か月目

そんなふうに、ゆううつな気分で過ごしています。

気持ちを保つために、「いままでの人生も、ダメだと思ったけど結果的になんとかなった」「だから今回も、どういうふうにかはわからないけれど、結果的になんとかなるよ」と自分に教えています。

だから一年後「あんなに悩んで、無駄だったね。ははは」という未来が必ずくるという想像をしながら、「だからいまは、気楽に自分の好きなことをすればいいよ」と自分に伝えている毎日です。

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著者

栃木県在住の34歳。
34年間住んでいた愛媛県から、栃木県に引っ越したばかり。仕事もやめて、無職になる。同性愛者・躁うつ病患者(現在は寛解している)。趣味は登山。フィリピン人のパートナーと生活しながら、社会の壁を乗り越え、楽しい日々を送るため、人生をサバイバルしている。

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