10年以上勤めていた会社をやめて、無職生活をスタート。今月で無職生活5か月目に突入しました。
無職生活中の心境の変化や思ったことなどをつづっていきます。
最初の2ヶ月は絶好調スタート
仕事をやめてすぐは、いままでやりたかったことをやりまくる絶好調の2ヶ月でした。
- 愛媛にある山を6泊7日で歩く旅をしたり
- 地元の友達全員と遊んだり
- 愛媛県から栃木県まで原付で引っ越しをしたり
- 栃木県の山で知り合った人に群馬県の山につれていってもらったり
- 栃木から新潟まで自転車旅をしたり
並べてみたら、いかに充実していたかがわかります。最初の2ヶ月は。
こんな記事も書いていました。
3ヶ月目、風邪をひいてから一気に勢いがなくなる
ですが、いろんなことをやっていたからか3ヶ月目に風邪をひきました。
「やりたいことをたくさんやって疲れが出たのかな」「いまはゆっくり休んで、また治ったらやりたいことをたくさんやろう」と思っていたら、風邪が長引いて、治るのに2週間かかりました。
その間、ほとんど家にいたので、一気に出不精に変身。だらだら過ごす日が続きます。
とくに何もやらずに月日だけが経っていくことに「いかん、時間を無駄にしてばかりいる」と焦りを感じ始めました。
そして、「なにかやりたいことをやって、もう一度あの勢いを取り戻そう!」と房総半島の歩き旅にでました。
ですが、楽しいはずの旅のあいだも、身体の中身がスカスカになったような無力感と、「なにをやってるんだろう、つまらないな」と無気力感を感じていました。そんなことを感じている自分にショックを受けました。
「また、なにかやりたい!」と思うまで、のんびり過ごすかと、この旅で決めました。そしてのんびり過ごすことにしました。
減ってゆく貯金と湧いてくる焦り
ですが、とくに何もしなくても「生きる」ということにはお金がかかります。
毎日食べないといけない、電気も使う、水もガスも使う、たまにビールが飲みたい、パートナーと月に一回の贅沢として「しゃぶしゃぶ屋さん」にいって思い出もつくりたい。
水が流れるように、どんどん僕のゆうちょ通帳アプリの画面から、貯金金額が減ってゆきます。
「あぁ、とまってくれ」「減らないでくれ」と思ってもまったくの無意味。そう思うほど、焦りが心にたまってゆきます。
冷静に考えたら、まだ働かなくても2年はやっていけるというセーフティーリードがあるのですが、10年以上働いてためたお金が「こうも簡単に流れてゆくんだ」と思うと、不安で不安でたまりません。
毎日、貯金のことを考えながら、不安と焦りを感じています。
人恋しさ
僕は34年間住んでいた故郷の愛媛を捨て、栃木にやってきました。
当然、ここには友達がいません。なので、毎日寂しいです。そのことをパートナーに伝えると、「僕のことをパートナーとしても、親友としても、両方でカウントしていい」といわれたので、親友は一人いることになります。
ですが、最低二人は欲しい…!!
わがままでしょうか。一人でも十分助かるんだけど、二人以上いたほうが、自分の状況が立体的に見えて安心できるんですよね。
「横軸だけだと、線しかみえないけど、そこに縦軸が加わると面がみえて、一気に世界が広がる感じ」ありませんか。
なので、毎日ほのかな期待を背負って外出しています。「もしかしたら、外でフレンドリーな誰かが声をかけてくれて、ひょんなことから友達ができるかもしれない」とか思いながら…。
当然そんなに簡単にできるわけがないので、「こんなにたくさんの人とすれ違うのに、誰とも交われないなんて」と、悲劇のヒロイン気分で、スーパーからトボトボと帰ったりしています。
再就職がこわい
僕はよく人当たりがいいといわれます。
だから「いいなぁ、あの人は。人に好かれて」と、羨ましがられているのかもしれません。
だけど人と接するときは、それくらい人当たりがよくなってしまうくらい、緊張したり、自分を良く見せようと頑張ったりしています。なにがいいたいのかというと、僕は人付き合いが苦手なんです。
しかも、とても繊細なので、他の人ならあまり気にしないような人間関係トラブルも、僕の頭の中でどんどん熟成されてゆき、大げさじゃないかと思うくらい、劇的に悩みます。
パートナーによく「ドラマチックだね」といわれます。
なので、「新しい仕事を見つけたとしても、そこの人間関係でまたやっていけなくなるのではないか」という恐怖が頭にこびりついています。
だから、このブログをせっせと更新したり、なにかフリーランスで生きてゆくすべはないかと、あれこれ模索して、フリーランスでも食べてゆける道を探しています。
ですが、あまり稼げずに絶望的な気分になり、「どうせ僕なんて、なにをやってもうまくいかない」と自己嫌悪におちいります。
そしていま、五か月目
そんなふうに、ゆううつな気分で過ごしています。
気持ちを保つために、「いままでの人生も、ダメだと思ったけど結果的になんとかなった」「だから今回も、どういうふうにかはわからないけれど、結果的になんとかなるよ」と自分に教えています。
だから一年後「あんなに悩んで、無駄だったね。ははは」という未来が必ずくるという想像をしながら、「だからいまは、気楽に自分の好きなことをすればいいよ」と自分に伝えている毎日です。
気軽にコメントしてね!