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【台湾旅行記 ♯2】中レキ区を散策中に日本語が話せる台湾人に出会った

台湾の鳥
もくじ

中レキ区を散策する

ホテルは写真で見るよりもだいぶ古かった。

綺麗好きなソーマは「えぇ…」という反応。

それよりもなによりも、昨日は空港で寝たので、二人とも睡眠不足でフラフラの状態。「カウンターの人に何時から部屋に入れるか聞こう」と入店した。

カウンターの人に英語で話してみたけど、どうやら通じていないみたいで、翻訳アプリが開かれてあるスマホを渡してくれた。

チェックインできるのは17時からということだった。うげ…今はまだ朝の8時だ。荷物をロビーに置いてもいいということだったので、貴重品以外を置いて出発した。

さぁ、この街には何があるかな。特に調べもせずに散策する。というか、インターネットが使えないので調べられない。

歩いているとショッピングモールを見つけた。

中に入ってみたけど、まだほとんどのお店が閉まっていたので、再び外を歩き始める。

しばらく歩くと、屋台がちらほら並ぶゾーンに辿り着いた。さっそく、なにか買ってみた!

屋台のおばちゃんに簡単な英語で話しかけてみた。だけど、通じなかったのでジェスチャーでランダムに買ってみた。

出てきたのは「豆乳」と「肉汁たっぷりの固めの肉まんのようなもの」と「野菜炒めが入った肉まんようなもの」。

うまい…!!!

ちなみに、ソーマはエビアレルギーなので、あらかじめ台湾語でなんていうか調べていた。

屋台の人に「xia」といったけど伝わらなかった。あとでわかったことだけど、発音ができていなかったらしい。言葉は漢字に近いけど、発音はまた別物なんだなぁ。

日本語が話せる台湾人に出会う

そしてまた次のお店に入る。

紙に欲しいものを書いて、お店の人に渡すシステムらしい。なんとなーく読める台湾語をソーマに翻訳しながら、食べるものを決めた。

お店の人に渡すと、店主が一つの商品を指さして何かを僕に伝えている。だけど、全然言葉がわからない!困った…。ジェスチャーを使おうにも、そもそもなにを言っているのかがわからないから、なにをジェスチャーしたらいいかもわからない。

そうしていると、一人の台湾人が日本語で僕に話しかけてくれた。

左が台湾人、右が僕

困っている僕をみて、通訳をしてくれたのだ!

店主が伝えようとしていたのは「頼んだうちの一つの商品を切らしているから、別のものを頼むか」ということだった。

そのあとは一緒の席で話しながらご飯を食べた。

彼の名前はジャック。

山形県の大学に留学したのち、日本の会社に勤めていたらしい。そのあと、この街に戻り、この街の大学でエンジニアとしての勉強を始めたらしい。

彼は日本語も話せるし、英語も話せる。もちろん台湾語も話せる。

でも、この街でまさか日本人と日本語を話すとは思わなかったといっていた。ここは中レキ(土へんに歴)区という地区で、見どころはあんまりないらしい。でもナイトマーケットはいいよといっていた。

中レキで唯一の観光地がここらしい

そして、今日は10月10日、台湾の誕生日らしい。だから閉まっているお店が多いということだった。

そのあとは、ジャックの大学まで一緒に散歩をすることにした。

中原大学
大学構内には見たことのない鳥が!

ジャックに「なんで日本語を勉強しようと思ったの?」と聞いた。

彼は野球が好きで、それで野球の強い日本に興味を持ったようだった。ダルビッシュ有や大谷翔平が好きで、同じアジア人として国際舞台で活躍しているのが嬉しいということだった。

そしてこの日は「ドジャースvsパドレス」の大事なプレーオフ第4戦がテレビ中継されていて、食堂に行く前に観ていて、このあとも観るということだったので、「邪魔してごめん、観て観て!」と別れた。

地元のスーパーマーケットに行く

そのあとは、今朝行ったショッピングモールに戻った。

ショッピングモールの中には大きなスーパーがあった。

ちなみに1元が約5円なので、値札を5倍すれば値段がわかる。

ちなみに、ショッピングカートがすごく可愛い。

普通のショッピングカートもあるけど、軽いものしか買わないときはこっちのほうがよさそうだ。

犬の散歩みたい!

そしてレジへ向かう。

会計を終えたあと、店員さんが僕たちに向かって何かをいっている。僕はポカーンとしていたけど、とっさにソーマが「No」とジェスチャーをした。店員さんは「Ok」といった感じで、会計を終わらせた。

ソーマに「店員さんがなんて言ったかわかったの?」と聞くと、「もちろん、わからないよ」と返ってきた。そして「メンバーカードがあるかどうかを聞いたんだと思うよ」と返ってきた。

あぁ、なるほど。さすが「異国の地・日本」で暮らしてきた人だ。

ホテルのロビーに戻り、スーパーで買ったものを食べる。

葡式蛋塔

ポルトガルエッグタルトというらしい。これがむちゃくちゃ美味しい!値段も4つで89元(450円)とお手頃。

そしてこのパンも美味しかった。中には何も入っていなくて、ほのかに甘い味がする。

ロビーで食べ物を楽しんでいたけど、まだチェックインまで1時間あった。ソーマが受付の人に部屋に入れないか聞くと、「大丈夫ですよ」ということだった。

さっそく部屋になだれ込む。

二人とも昨日からほとんど眠れていない。

サッとシャワーを浴びて、カーテンを閉じ、眠った。

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著者

栃木県在住の34歳。
34年間住んでいた愛媛県から、栃木県に引っ越したばかり。仕事もやめて、無職になる。同性愛者・躁うつ病患者(現在は寛解している)。趣味は登山。フィリピン人のパートナーと生活しながら、社会の壁を乗り越え、楽しい日々を送るため、人生をサバイバルしている。

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