ピクニック中にお母さんと子供たちが来る
ボラカイ島から帰ると、空港にエマックファミリーが迎えにきていた。
緑のある公園にいって、ピクニックをする。お弁当はエマックのお母さんが作ってくれていた。
ご飯を食べていると、子供を何人かひきつれたお母さんがやってきて、こちらに何か話しかけている。
サニーさんやエマックがなにか話していたけど、もちろん内容はわからない。
子供は元気はつらつだったけど、お母さんの顔は生気がなかったので「貧しい家庭かな」と直感的に思った。
しばらくするとサニーさんが食事を少し、子供に渡していた。
そしてサニーさんがその子供に「どうやってお金を稼ぐか」を教えていた。
というのも、この公園を二人組の女性が歩いていた。見た感じ、トイレを探している様子だった。そして、その子供は傘を持っていたので、サニーさんが「傘を広げて目隠をつくって、その間見張るから、トイレをしますか?と聞いて、お金をもらえるかどうか試してみたらいい」とその子供に伝えていた。
その子は「わかった!」といって、二人組のもとに向かった。
しばらくして帰ってきたその子は「ダメだった」といっていた。
日本に帰るためにクラーク空港で眠る
二度目のフィリピン旅行も今日で最後。
日本行きのフライトは4:20だけど、空港に着いたのはその前日の19:00だった。
これから空港での長い時間がはじまる。
実はこのとき、二人とも風邪をひいていた。
クラーク空港の隅っこのほうに場所を見つけて、横になる。床が冷たいので着替えを三重にして床に敷いた。
何度も立ち上がっては、トイレにいき鼻を噛む。
二人とも寝てしまうのは防犯上よくないのか、僕が眠っている間、ソーマは起きていた。そして僕が起きるとソーマが眠った。
風邪がしんどいし、待つのもしんどい。
早く帰りたいと何度も思っていると、時間がきた。
帰りの飛行機の中では二人とも爆睡だった。
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