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国際カップルのあるある話だけが現実じゃない、実は普通すぎる国際恋愛の日常生活

こんにちは、フィリピン人の同性パートナーと交際をしている、りゅーやんです。

このブログは、登山・旅・日常生活、そして国際恋愛の四本柱でなりたっています。国際恋愛以外の記事はそれぞれ30記事に到達しそうなのに比べて、国際恋愛の記事はまだ13記事しかありません。

もっとたくさん書きたいのですが、「パートナーがめちゃくちゃフレンドリーで、外でバンバン友達をつくってくる」とか「愛情表現がすごい」のような、あるある話でよく聞くようなエピソードがまったくないんです。

パートナーの日常は、

朝、アラームで起きて、食卓テーブルで食パンと温かい紅茶を飲みながら、スマホで動画を見て目を覚まし、シャワーを浴びて家を出る。

早めにイングリッシュスクールの職場に着き、子供たちを相手に元気いっぱいで仕事をする。親御さんたちには気を遣いながら、感じよく接する。

仕事が終わって家に帰ると、疲れた表情で「疲れた~」という。家で晩御飯を一緒に食べて、その日の出来事をお互いに話す。

寝る前に映画を一緒に観て、アラームをセットして寝る。

これだけです。

いたって普通の暮らしをしているので、記事が書けないんです。

これは僕の一つの例にすぎないのですが、国際恋愛に憧れている人にいいたいのは「国際恋愛って、想像しているよりも結構フツウかもしれないよ」ということです。

二人の人間が共同生活をするという点において、日本人カップルと本質はなにも変わりません。

本当になにも変わらないんです。

もちろん、ビザの問題や言葉の問題などの特有の難しさはあるけれど、日常生活レベルでは日本人カップルと同じです。話が少し脱線しますが、それはつまり「外国人」と「日本人」は本質的にまったく変わらないということです。

「いやぁ、まったく変わらないっていうのは言い過ぎでしょ」と思う人の気持ちもわかります。僕も昔は、そう思っていたからです。

人生二度目の海外旅行は「ハワイ」でした。30歳のときに仕事で行くことになりました。

そのときに、街を歩いたり、海で泳いだり、ショッピングをしたり、レストランにいったりしました。何人かの「外国人」とも話をしました。(この場合は、むしろ僕が外国人だけど…)

その経験を通じて思ったことは「人間って本質的には、みんな同じなんだな」「外国人っていっても、僕たち日本人となにも変わらないんだな」ということでした。きれいごとのように聞こえるかもしれないけど、本当に心の底からそう思ったんです。なにより、その発見に一番衝撃を受けたのは僕自身でした。

「外国人も日本人も本質的にはまったく同じ」ということは、言葉でいくら説明しても伝えようがありません。

これは、実際に海外に行って経験するしかないと思います。人によって状況が違うから、海外に行くことが難しい人もいると思うけど、もし行けるチャンスがあるのだったら「絶対に一度は行っておいたほうがいい」と個人的に思います。

(できれば、ツアーではなく、個人で行って現地の人と一言でもいいから触れ合ったほうがいいと思います。というのも初めての海外旅行はツアーで行ったので、そういったことを感じられませんでした)

話を戻しますが、国際カップルの日常生活は日本人カップルと同じで地味なものです。

国際恋愛の地味さに、がっかりする人もいるかもしれないけれど、「世界は自分が思うよりも狭いのかもしれない」と僕はロマンを感じています。

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著者

栃木県在住の34歳。
34年間住んでいた愛媛県から、栃木県に引っ越したばかり。仕事もやめて、無職になる。同性愛者・躁うつ病患者(現在は寛解している)。趣味は登山。フィリピン人のパートナーと生活しながら、社会の壁を乗り越え、楽しい日々を送るため、人生をサバイバルしている。

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