【香港旅行記 ♯5】屋根無しバスから見えた別の香港

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もくじ

フィリピン人パートナーが楽しみにしていたこと

マカオから帰って、翌朝。

この日は香港の駅を適当に降りて、いろんなところを散策することにした。

でも、その前に朝ごはんを食べる!

どこで食べるのかというと…

「ジョリビー」だ!

え、なにそれ?って?

知らない人のために解説をすると、ジョリビーはフィリピンのファーストフード店でフィリピン人にとってはソウルフード的存在のお店だ!

日本にもあったみたいだけど、いまは撤退しているので、食べることはできない。

その代わりに、ここ香港にはジョリビーがたくさんあるので、フィリピン人のパートナーはそれを楽しみにしていた。

このジョリビーのなにがすごいのかというと、スパイシークリスピーチキンがとんでもなく美味しいのだ!

香港の話じゃなくなったけど、もし香港や他の国に旅行に行く人がいたら、ぜひ試してほしい!そのときはぜひ、スパイシークリスピーチキン(もしくはクリスピーチキン)を頼んでほしい!

ハンバーガーやパスタもあるんだけど、そっちにいっちゃダメだ(個人的見解)。ぜひぜひ、スパイシークリスピーチキンを試してほしい。

こんなに勧める意味が、きっとわかるから…。

ちなみに香港のマクドナルドでは、トマトスープが売られていた。

全世界のマクドナルドに何が売られているのか、調査するのも面白そうだ。

ブルース・リーのいる尖沙咀(チムサーチョイ)へ

まず最初に、尖沙咀(チムサーチョイ)という駅で降りた。

ドローンの警察が飛んでいるらしい

ここは海沿いの街だ。

海に沿って広い道が伸びている。

その道の手すりには、おそらく香港にゆかりのある有名人の手形がずらーっと並んでいる。

そして歩いていると、ブルース・リーの像もあった。

この道では、上半身裸でランニングをしているおじちゃんが多かった。海岸の手すりを使ってストレッチをしている人もたくさんいたし、太極拳のような動きをしている人もいた。

ソーマが「さすがブルース・リーゆかりの地(おそらく)だけあって、身体を動かす人が多いね!」と言う。

僕も地元のおじちゃんと並んで、一緒にストレッチをする。

そしてここには、美術館や巨大なショッピングモールなんかもある。

用はなかったので(美術館はタダじゃないし、ショッピングモールはブランド物しかない)、辺りをただ歩いていた。

すると、こんなものを見つけた!

自動販売機ならぬ、自動図書館だ!

「すごー!」と思いながら、中を覗く。

展示できる本の冊数には限りがある。

どんな本が借りられるのだろう。

(写真を見たところ、子供向けの本が多そう)

屋根無しバスから見える室外機と洗濯物

そのあともしばらく尖沙咀を歩く。

すると、オープントップバスと呼ばれる、屋根のないバスがとまっていた。

見たところ、香港のなかを一時間ほど、大きくぐるーっと回るバスのようだ。そして、肝心の値段を調べてみると45ドル(1000円)ほどだった。

「これは、乗るしかない!」と飛び込む。

この日は平日だからか、乗客は僕たちと、もう一組しかいなかった。

このバスは一時間ほど走るけど、途中で気になる所があればそこで降りることもできる。

降りなければ、そのまま元のこの場所に戻る。

というわけでバスが出発した。

たまに、道路にせり出した街路樹の枝や葉っぱが顔に当たりそうになるので、そのときは少し身をかがめる。東京ディズニーランドのアトラクション(予測不能バージョン)みたいで面白い。

しばらく走ると、高い建物がたくさんあるモンコックをバスは通った。

その後も、高い建物の間をバスは走り抜ける。

「すごい景色だなぁ」と見上げていると、どんどん高い建物が多くなってきた。

そしてどの建物もベランダがなく、室外機が外に剥き出しになっている。

「地震や台風が来たら、大変なことになるんじゃない?」とソーマと話す。

ちなみに、あとで調べてみたら、香港はほとんど地震が起こらないということだった。

なるほど、それなら大丈夫だ。

それともう一つ気になったのが、香港にはこのような高い建物が多く、そのどれもベランダがないということだった。

だから洗濯物を窓辺の室内で干している人が多かったけど、外に干している人もそれなりに多かった。

香港の建物は本当に高い。

はたから見た感じ、30階、40階建てくらいの高さのものはザラにあった。

だとしたら、「洗濯物が落ちたときに、現地の人はどうしているのだろうか」と思わずにいられない。

あの古びた建物にはエレベーターはついているのだろうか、ついていなかったら、30階から歩いて取りにいくのか。

タオルくらいなら「まぁ、いいや」と放っておくのだろうか。

それとも取りにいくのだろうか。

洗濯物が落ちて、別の階の洗濯物竿に引っかかったら、どの部屋か目星をつけて、洗濯物を取りにいくのだろうか。

どんな生活をしているんだろう。

と、思っていると、面白いものを見つけた。

誰かの洗濯物が、とんでもないところに引っかかっている。

これは誰のなんだ!?

近くの窓の人のものではなさそうに見える。

どうやって取りにいくんだ!?

この洗濯物がここに辿り着くために、どんなルートを辿ってきたんだ!?

非常に興味深い…。

香港の工事現場がすごい!

屋根無しのバスの二階だから、地上のおしゃれなお店よりも、香港の日常に近い景色が見える。

そしてこのバスだから見えたものがもう一つあった。

この写真の面白いところが、わかるだろうか…。

ちょっとわかりにくいので、別の写真を載せてみる。

そう、工事現場の足場が竹でできているのだ!!!

これには驚いた。

見渡してみると、いろんなところに竹が使われている。

さすが中華圏!

そして、こんな高い高層ビルにも竹が使われていた…。

すごい…。

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著者

栃木県在住の35歳。

双極性障害二型(完解済み)・同性愛者。

34年間住んでいた愛媛県から、栃木県に引っ越し、12年間続けた介助の仕事をやめて無職になる。精神安定剤代わりに始めた登山を、毎週続けているうちに、ニュージーランド1300kmのロングトレイルを歩くことができるようになった。フィリピン人の同性パートナーと一緒に生活をしながら、社会の壁を乗り越え、楽しい日々を送るため、人生をサバイバルしている。

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