はじめての香港英語
フィリピン人のパートナーであるソーマと香港に到着した。
香港の空港内を歩き、一通りの手続きを済ませる。

ちなみに、香港の入国手続きでは、パスポートにスタンプを押してもらえなかった。
大体の国はスタンプを押してもらえるんだけど、そしてそのスタンプを集めるのも楽しみの一つなんだけど、スタンプではなく、代わりに小さな紙がパスポートに挟まれた。
なくさないようにしないといけない。
香港空港のロビーに出る。


それぞれの国の空港には、それぞれの国を象徴するものが飾ってあるから、それを見て「おぉ!〇〇に来たー!」と感動するのが定番だ。
だけど今回は、お腹も空いているし、寝不足だし、日本円を香港ドルに換金しないといけないし、電車で使う電子カード「オクトパスカード」も買わないといけないので、さっさと写真だけを撮って、それぞれの用事を済ませた。
そして朝ごはんのために、空港内にあるコンビニに向かう。
冷蔵ケースのなかにあった、北京ダックをトルティーヤで巻いたものを手にレジに向かった。
ここは空港だから、店員さんは英語を話せるだろうと思っていた。
だけど、店員さんの話している言葉が全然わからなかった。
中国語しか話せないのかもと思い、僕は英語の単語を強調した話し方でなんとかやりとりをした。
だけどレジを抜けて30秒経ったあと、店員さんの話していた言葉が、遅れて頭の中に蘇ってきた。
あっ、「Hi, How are you?」と言っていたのか!と気がついた。
店員さんは最初から最後まで英語で話していたんだ!
僕はずっと中国語を話しているんだと思っていて、中国語だけを話す現地の人に対して使うシンプルな英語で話していたけど、英語を話していたのか!
そのことをソーマに言うと「そうだよ。それが外国人が最初にぶち当たる壁だよ」と返ってきた。
「僕も日本に住み始めたときは、日本人の英語が全然わからなかったけど、しばらく住んで日本に慣れたら、聞き取れるようになってきたよ」
ということだった。
ちなみに英語圏じゃない人が話す英語は、「〇〇英語」と呼ばれる。
インド英語、タイ英語、韓国英語、香港英語…といった具合だ。
それは、非英語圏の英語がネイティブの英語に比べて劣っているという意味ではなくて、それぞれの国の独自のアクセントの英語という、リスペクトすべき「一つの英語」の形という意味で、そう呼ばれている。
だから日本人の発音の英語は「日本英語」で、それはそれで一つの英語の形なので、英語を話すときに「発音が下手だから」と、恥ずかしがる必要はまったくないということになる。

ちなみに、日本円を香港ドルに換金してもらったけど、お札が可愛かった。
しかも、まん丸じゃないコインもある!
現地のお金を見るだけで、テンションも上がる。この先が楽しみだ!

モンコックのホテルへ
そしてホテルをとってある旺角(モンコック)まで、バスで向かう。
ちなみにバスは二階建てだったので、迷わず二階に行った。


海辺にある空港からモンコックに近づくにつれて、いかにも「香港!」というような建物が増えてきた。



そして、目的地のモンコックで下車する。

モンコックは繁華街なので、人が多い。

そして、高い建物も多い。



古い建物と看板と中国語が並んているだけなんだけど、中華圏特有のなんともいえない芸術的な美しさの景色のなかを歩き、ホテルに辿り着いた。

予約していた部屋はこじんまりとしていた。




モンコックにはあまり安いホテルがなかった。
ここがそれなりに安くて、安い割にはそんなに古くないホテルだったので、ここにした。
ちなみに、チェックインのときにデポジット(預り金)として7000円を渡すシステムだ。チェックアウトのときに、また返してもらえる。
アメニティグッズは、石鹸が置いてあるだけだった。
歯ブラシは有料らしい。
フロントで5ドル(110円)で買えるということだったけど、あとでスーパーに買いに行こうとソーマと話し、硬いベッドの上で横になり休憩した。


コメントが欲しくてたまりません、どうかコメントを…!!
コメント一覧 (2件)
オクトパスカード??
タコカード??笑
香港も面白そうな街やね!
そうなんです、タコカードです(笑)
香港、面白かったですよ!!