人が生きていられるのは、周りの人の支えがあるからだ。
そして、自分の支えがあるからだ。
僕はこの間、市役所の障がい福祉課で、他の課のような、健常者を相手にする課だったら、絶対に取らないであろう態度をとられた。
僕が障害者だからこんな態度を取られるんだと思うと、ものすごく悔しくて、怒りが湧いて、悲しかった。そして、自分の無力さを感じだ。
そのあとは毎日、そのときの出来事が頭をよぎる。怒りが収まらなくて、家で暴れて物を壊す。何故だか悲しくて涙が毎日でる。死にたくなる。
なんでこんなに、傷ついているのかというと、人間としての尊厳を傷つけられたからだ。
僕は人間以下の存在だと、間接的に言われた気分だった。
同じ人間として対等に扱われなかった。
「自分には生きている価値がない」「人間としての価値がない」という思いが、ずっと頭から離れない。
例えば、スキルがないから僕には価値がないとか、お金がないから価値がないとか、仕事がないから価値がないといわれると、腹立たしいけど、それはナンセンスだと頭のどこかで思える。
ただ今回、自分に価値がないと感じる理由は、僕が僕だからだ。
僕が僕だから、ダメなんだ。
僕は僕だから、人間扱いされないんだ。
自分を根こそぎ、否定された気分だった。それが、人としての尊厳を傷つけられたということだった。
人が生きていられるのは、周りの人が支えてくれるから、そして自分が自分を支えているからだ。
でも人間の尊厳を失うと、自分で自分を支えることができなくなる。
急に死にたくなる。
僕は人間としての尊厳が傷ついたけど、失ったわけではない。
だから、不当なことを言われたりされたときに、自分の尊厳を守るために、それに対して怒ったり、主張をすることが大切なんだと思う。

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