自転車旅– category –
-
【ロングライド ♯5】日本海が見たい!群馬・新潟・福島・栃木を走る680kmの自転車旅
この旅で僕はなにを感じられたのだろうか。頭の中にモヤがかかっているような気分で、正直、わからない。それでも、わからないながらも進み続けることが、いま僕が唯一持っている正解に思えた。 -
【ロングライド ♯4】日本海が見たい!群馬・新潟・福島・栃木を走る680kmの自転車旅
このキャンプ場でも、なんともいえない心地よさを感じた。 変な表現かもしれないけど、周りとの妙な一体感を感じた。そしてもし、ここに熊がいなかったら、この妙な心地よさは味わえなかったと思う。 熊が出るからこそ、この一体感を味わえる。 だとすれば、社会生活における、団体行動の人にとっての熊のような存在とは一体なんなのだろう。 -
【ロングライド ♯3】日本海が見たい!群馬・新潟・福島・栃木を走る680kmの自転車旅
自転車旅で一番心細くなるのは、夕方だ。 夕暮れのオレンジ色の光に包まれると、帰る場所を必死で求めている自分に気が付く。泣きたい気持ちになる。 でも、この日は雨が降っていたので、オレンジ色の光は現れずに雨雲の灰色だけだった。 -
【ロングライド ♯2】日本海が見たい!群馬・新潟・福島・栃木を走る680kmの自転車旅
元気なときは「言葉なんて、言うこともできるし言わないこともできる、葉っぱのようにヒラヒラした軽いものだ」というくらいにしか受け取れないけど、こういうしんどいときに、そういう言葉が身体の芯まで響くんだなと思った。 -
【ロングライド ♯1】日本海が見たい!群馬・新潟・福島・栃木を走る680kmの自転車旅
いままでどれだけ、社会人という立場や、会社の中の人間関係に縛られることで、「緊張」や「恐れ」を生み出していたのか、気がついたような気がした。 旅人になれば、それらは半減する。 -
【ロングライド ♯4】広島・山口・福岡・大分の海岸線を走る450kmの自転車旅
布団にゴローンと横になりました。達成感と充実感で、僕の部屋の中だけ時間がとまっているようでした。その不思議な空間の中で、天井をぼーっと見つめます。 「よかったな」 終わってみたらあっという間だった4日間を振りかえり、そう思いました。 -
【ロングライド ♯3】広島・山口・福岡・大分の海岸線を走る450kmの自転車旅
自転車旅も、続けるにつれて最初の新鮮さを失っていきました。 いい感情も、悪い感情も「浮かんでは薄れ、浮かんでは消え」の繰り返しです。この3日の中に濃縮された様々な感情は、この3日の中で薄れてゆきました。どの感情もずっとは続かないということを体感的に学びました。 -
【ロングライド ♯2】広島・山口・福岡・大分の海岸線を走る450kmの自転車旅
僕は、人と話すとエネルギーが消耗していくタイプです。 ですが、自転車旅のような身体も心も疲れて、心細くて不安な状況だと「こんな僕でも、人と話すとパワーがもらえる」ということに気が付きました。 「みんなの声援に力をもらいました」というマラソンランナーの台詞せりふが理解できた瞬間でした。 -
【ロングライド ♯1】広島・山口・福岡・大分の海岸線を走る450kmの自転車旅
3泊4日の自転車旅です。道中、どんなことが起こるのか、どんな人に出会うのか、どんな感情を味わうのか。予想外のことが苦手な僕ですが、この旅では予想外の「リアル」な出来事を全身で受けとめるぞ、と毎秒毎秒ペダルを漕ぎました。 -
【ロングライド ♯2】瀬戸内海一周400kmを走るはじめての自転車旅
23歳の頃に初めて自転車旅をしました。「なにか旅のようなことがしたい」とネットで自転車を購入。その後しばらく、くすぶっていましたが、仕事での人間関係ストレスがつもり、弾けるように旅に飛び出しました。
12