りゅーやん– Author –

栃木県在住の35歳。
双極性障害二型(完解済み)・同性愛者。
34年間住んでいた愛媛県から、栃木県に引っ越し、12年間続けた介助の仕事をやめて無職になる。精神安定剤代わりに始めた登山を、毎週続けているうちに、ニュージーランド1300kmのロングトレイルを歩くことができるようになった。フィリピン人の同性パートナーと一緒に生活をしながら、社会の壁を乗り越え、楽しい日々を送るため、人生をサバイバルしている。
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【国際恋愛 ♯5】フィリピン人パートナーの義両親と旅行三昧&刺し身を食べる
僕とソーマとお義父さんの三人でスーパーの惣菜コーナを見て回り、半額のものがあると、みんなで歓喜した。そして、スーパーの電子レンジで温めて、そのまま駐車場の車の中で晩ごはんを食べる。 -
【メンタル日記】人間の尊厳は命をこの世につないでくれる最後の砦だ
人が生きていられるのは、周りの人が支えてくれるから、そして自分が自分を支えているからだ。でも人間の尊厳を失うと、自分で自分を支えることができなくなる。急に死にたくなる。 -
同性愛者が同性愛の恋愛映画をみると、これが異性愛者の世界なのかと感動する
僕たち同性愛者は、生まれたときから、ずっと男女の恋愛を強制的に見せ続けられてきた。 -
【メンタル日記】人生の「どん底」とは地に足がつくことでもある
ただ、どん底から這い上がって、10年くらい経つと、「あの苦しみの中にも、一つだけ心地よさがあったな」と思えるような気がするのだ。 -
【求職日記 ♯9】自分は人間以下の存在なのか
同じ人間として認識されてないんじゃないかと、ものすごい悔しさと、怒りと、悲しさと、無力さが襲ってくる。そして深く傷つく。人間としての尊厳を傷つけられた気分になる。 -
【メンタル日記】しんどい気持ちを素直に言えると、失った自分が帰ってくる
人に頼らないように気をつけるなんて、愚痴をこぼさないようにするだなんて、アホらしくて、ちっぽけなことのように思える。 -
【求職日記 ♯8】突然の来客、大手保険会社のマネージャーのポストを提案される
Sさんが「それはメンタルが弱いからじゃないんです、真面目に真剣に生きているから、そうなったんです。それは弱さじゃなくて強さですよ!」といってくれた。 -
【求職日記 ♯7】就労継続支援B型へ、いざなわれる
ふと、面接官を見ると、少し驚いた表情をしていた。「しまった。言い過ぎた」と思い、僕はそこでやめた。そして30分予定だった面接が15分で終わった。 -
【求職日記 ♯6】完全在宅はやめだ、怖いけど外に出よう
外に出て働くことの恐怖心が強くて、完全在宅でできる仕事はないかと逃げていたフシがある。本当は僕も、外に出て、いろんな人と接して、社会経験を積んで、社会のことや暗黙の了解のことなんかを学びたい。 -
働くことに対する恐怖心と憂うつと、僕の職業遍歴
辞めるときにオーナーは「このぐらいで辞めるお前は、この先、一生成功できん!」と激怒しながら、呪いをかけてきた。僕は、泣きながら厨房を去った。