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【テアラロア Day17】ニュージーランドの牛、再び

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きれいな景色

小雨のなか出発する。

360°どこを見渡しても、景色が絵になるので、写真を撮るのをやめられなかった。

前情報では、ニュージーランドの雨はスコールのように一時的に降って、すぐにやむと聞いてたのだけど、小雨が降ったりやんだりを繰り返していた。

ちなみにニュージーランドに来て17日経つけど、スコールのような雨はまだ見たことないし、雨がほとんどふらないという前情報も外れている。

ニュージーランドの牛、再び

おなじみのメンバーと一緒に出発したけど、ベリーは歩くペースが早いので見えなくなった。

そして、ベルは疲れがたまっているので、ベルとドネックは僕に遅れて歩いていた。

みんなバラバラに歩いていたけど、しばらく一人で歩いていると、遠くにベリーが見える。

茂みの裏に寝そべっていた。

そして、近くの道には牛が7、8頭いる!

こっちに気づいたベリーが、ジェスチャーで牛の方を指す。

ベリーと話したところ「牛を道から退けるために、ストックを頭上に上げて、自分の大きさをアピールしたら、角を生やした若いオスに追いかけられた」

「そして、茂みに隠れていた」

ということだった。

その若いオスはずっと、こちらを見ている。

なので、ベルとドネックが来るのを待ち、二人と合流した。

四人になっても、ひるむ様子を見せないので、大きく迂回する。

ふと、牛の方を見ると2、3頭がこちらに向かって少し歩いてきていた。

ベリーとベルとドネックが無言で歩くスピードをあげる。みんな何も言わずに歩いているけど、その恐れている雰囲気を感じて、僕も恐ろしくなって、スピードをあげた。

そして、無事通過した。

きれいな景色、再び

そのあとも、きれいな景色が続く。

これがニュージーランドか。どこかの惑星を歩いているような気分だった。

そして、今日のハットについた。

近くの川で泳ぎ、身体をきれいにする。

今日はアキレス腱に少し違和感があったので、ハットの中で入念にストレッチをする。足の裏にたくさん水ぶくれがあるので、おそらく歩くときに変にかばってしまっているんだと思う。

次の大きな街「クイーンズタウン」で二日間休む予定なので、それまで何も起こらないといいけど。

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著者

栃木県在住の34歳。
34年間住んでいた愛媛県から、栃木県に引っ越したばかり。仕事もやめて、無職になる。同性愛者・躁うつ病患者(現在は寛解している)。趣味は登山。フィリピン人のパートナーと生活しながら、社会の壁を乗り越え、楽しい日々を送るため、人生をサバイバルしている。

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