アイランドホッピングで水上商人を目撃する
この日はアイランドホッピングをする。
「アイランドホッピング」とは、船でいろんな島をまわることらしい。
ちなみに、ボラカイ島を歩いていると客引きによく声をかけられる。
ソーマがいうには、いろんな客引きと話をして「あそこの人は○○ペソだったけど?」と、どんどん安い値段を引き出すのがコツらしい。(相手の人柄もちゃんと観察して、優しそうな人を選ぶともいっていた)
だからこのアイランドホッピングも、かなり安い値段で実現できた。
サングラスをかけたこの二人が、このアイランドホッピングの案内役。
右の人がこの船のキャプテンで、60歳らしい。二人とも親切でフレンドリーな人たちだった。
そして最初の島「プカシェル島」に到着。
島に着くと、アイス売りの商人がやってきた。
僕が値段を聞いて「どうしようかなぁ」と悩んでいると、ソーマがやってきて断った。相場よりも高かったらしい。
この島の海はとにかく、透明度がものすごかった。
この島にもドレッドヘアサービスの人がいたので、マリパズさんがやってもらっていた。
そしてプカシェル島をあとにして、次の島に向かう途中だった。
・・・!?
海の上に商人がいる!!
ココナッツを売っている…!
ソーマによると、他にも海の上でポテトチップスを売っている人や、ジュースを売っている人もいるらしい。
そしてそのあとも、いろんな島をまわった。
シュノーケリングをする島。お昼ご飯を食べる島。洞窟探検ができる島…。
そしてボラカイ島に帰る。
船着き場からビーチまでは、ポリタンクをつなげたような道を歩く。
その途中にソーマがヒトデを見つけた。
かわいい…。
人生で初めて見るヒトデだった。
ちなみに、ヒトデは水中から出してはいけないらしい。
ボラカイビーチの飲食規制
アイランドホッピングから帰り、ホテルで一休みしたあと、お酒を手にボラカイのビーチに向かう。
すると、ビーチにいる監視員のような人にとめられてしまった。
「ビーチでの飲食は禁止」されているようだ。なので、「飲まない」ということを伝えて、お酒をポケットにしまう。
前は、飲食が禁止されていなかったので、ソーマはビックリしていた。
ソーマが日本にいる間に、フィリピンも時代が移り変わっていたようだ。
ネットで調べてみると、ボラカイビーチがNo.1に選ばれて観光客がたくさん来たことで、ビーチと海が汚れてしまったようだった。
そこで政府は、2018年に半年間、ビーチを封鎖して環境を整えた。そして、飲食やパーティー禁止などのいくつかのルールをつくり、ビーチを再開したようだ。
「昔はビーチでファイヤーダンスが見られた」とソーマがいっていたけど、この日はファイヤーダンスもなかった。
禁止されたのかな?
見逃してはいけない「ボラカイサンセットの絶景」!
ビーチを歩いていると、空が色づいてきた。
ボラカイの記事を読むと、よく「サンセットは見逃しちゃダメ」とかかれている。
その理由がこれだ。
うわぁ…
「うわぁ…」としかいいようがない。
多くの人がその景色に見とれていた。ボラカイ島の天然シアターでサンセットの絶景が上映されている。
芸術世界のなかに迷い込んだ子猫の気分だった。
どこを切り取っても絵になる。
夜が来るまでビーチを歩いた。
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