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【台湾旅行記 ♯1】桃園空港で一夜を明かし、台湾メトロを使って老街渓にあるホテルへ

もくじ

桃園国際空港で一夜を明かす

成田空港で、フィリピン人パートナーのソーマと台湾行きのフライトを待つ。

ソーマは、ベトナムと日本しか海外旅行に行ったことがなく、僕も海外には三回しか行ったことがないので、お互い興奮気味。そのせいか、飛行機でもあまり眠れないまま、桃園国際空港に着いた。

そして、空港の外に向かって歩いていると、テーブルの上にこんなカードが並んでいた。空港スタッフが台湾語でなにかいっているけど、なんていっているのか全然わからない。

ソーマと二人であたふたしていると、スタッフの人が「ひとり一枚」と日本語でいってくれたので、取って進んだ。

「おぉ…いきなり海外の洗礼を受けた!」とドキドキした。

時刻は夜中の1:30。

今夜はホテルをとっていないので、朝まで空港で過ごす計画だった。「たしか、桃園国際空港には、シャワーブースもあって快適な場所だとネットに書いていたはず」と、あたりをウロウロするけど、お店は閉まっているし、シャワーブースもない。

便利商店、なるほど!

「ええ…!」と思いながら調べてみると、どうやらここはターミナル1で、ターミナル2にいろいろありそうなことがわかった。

夜中だから、ターミナル2へ行く手段はスカイトレインという電車に乗るしかなさそうだったけど、スカイトレイン行きのエレベーターの前に「10月2日は0:00~5:00までメンテナンス中」と書いてある看板があった。

オーマイガー!!!

ターミナル1に閉じ込められた。

しょうがない。横になれるところを探すためにターミナル1を歩いていると、閉店したフードコートを見つけた。みんなそこの椅子で休んだり寝たりしている。

僕たちも、一人掛け用の椅子を連結させて、ベッドをつくり横になって目を閉じた。

「あれ?」

さっきまで静かだったフードコートがにぎやかになっていて、目が覚めた。目を開けるとたくさんの人が周りを歩いていた。

時刻は5:00。朝だ!

さっそく僕たちも動き出す。

まずはフードコート内のお店を散策した。

値札には、台湾語と英語、韓国語、そして日本語もある!日本の看板や商品にも中国語と韓国語と英語があるけど、それの逆バーションなんだな。それほど近い国ということなんだな。なるほど。

「空港内のお店は高いだろうから、コンビニでちょっとつまんで外で食べよう」というソーマの提案で、セブンイレブンに向かった。

コンビニには初めて見る商品が並ぶ!

とりあえず「玄米牛乳」と巻物、おでんのようなものを買った。玄米牛乳は独特な味で「うーん」という感じだったけど、巻物とおでんはすごく美味しかった。台湾フードへの期待が高鳴る!

ソーマと自動販売機

台湾メトロで老街渓(ラオジエリバー)へ向かう

そして6時が近くなり、台湾の電車であるMRTが動き始めた。

さっそく切符を買う。

台湾のきっぷ売り場は背の高い販売機と低い販売機がある

タッチパネルを操作し終わって、切符が出るのを待っていたら「カラン」と音がした。「えっ?」とソーマと顔を見合わせる。

かわいい!

切符が紙じゃない!

プラスチックのコインのようなものが出てきた。カルチャーショックに嬉々としながら、電車のホームに向かう。

だけど、改札でこのコインをどうしたらいいのかわからず、駅員さんにジェスチャーで聞いてみた。すると「中にICチップが入っているから、かざすだけでいいよ」といわれて「あっ、なるほど!」と思った。

コインの形をしていると、どこかに入れないといけないという先入観があった。

そして、電車がやってきた!

座席はプラスチック製だ。おそらく掃除しやすいようにつくられたんだろう。車内はものすごくクリーンな印象を受けた。

そして車内での飲食は禁止されている。ガムをかむのもダメらしい。どうやら罰金が科されるようだ。

だけど、クセでペットボトルの水を飲んでしまった。飲み終わったときにソーマが無言でこっちを見て、首を振っている。「何をしているんだろう」とポカーンとしていると、ソーマが飲食禁止のステッカーを指さした。

「あっ、やばっ…!」と思い、すぐにしまった。あぶねー!

目的地は「老街渓(ラオジエ リバー)」。ここにホテルをとってある。

ラオジエって名前がかっこいい。

電車のなかにはそれなりに人がいたけど、静かだった。みんなスマホを見ている。日本と変わらない。

そしてラオジエリバー駅に到着した!

おしゃれ!
ラオジエリバー駅

老街渓からデュークビジネスホテルまで歩く

駅の前にいきなり、風格のある建物が現れた!

どこを見渡しても、ここは異国の雰囲気があって、歩くだけで楽しい!

信号には秒数が表示されている

面白い!面白すぎる!

景色が日本とはだいぶ違うので、面白くってたまらなくて「台湾好きかも!」をソーマに連発していた。

ソーマはフィリピン人なので「建物が古いし、汚い!フィリピンとあまり変わらない」とそこまでテンションが上がっていなかった。でも、いろんなローカルレストランやマーケットを見ながら歩くと、ソーマのテンションも上がっていった。

それでもまだ、朝の7時だったので開いているお店は多くはない。セブンイレブンによって、気になっていたものを買った。

お茶に漬けたゆで卵!塩味とお茶のほのかな香りが楽しい。

そして台湾のコンビニのレシートは、商品名が書かれていなくて、代わりにQRコードがある。なるほど、こうやって紙を節約しているのか!

歩いていると、周りは台湾語(中国語?)だらけ。

読むとなんとなく意味が分かるので、ソーマに自慢しながら、そんな自分が恥ずかしいと思いながら、でも興奮してやめられなかった。

おそらく、日本人あるあるだよね?

お金を節約するために、現地のスマホ会社でsimカードの契約をせずに、マップのスクリーンショットをたくさん撮ってきたので、それを見ながらホテルを探した。

なんでこの街にホテルをとったのかというと、観光地ではない地味なところを探検してみたかったからだ。

そしてホテルに到着した。

デュークビジネスホテル
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著者

栃木県在住の34歳。
34年間住んでいた愛媛県から、栃木県に引っ越したばかり。仕事もやめて、無職になる。同性愛者・躁うつ病患者(現在は寛解している)。趣味は登山。フィリピン人のパートナーと生活しながら、社会の壁を乗り越え、楽しい日々を送るため、人生をサバイバルしている。

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