【フィリピン旅行記 #4】4回目のフィリピン旅行|それでも毎回感じるフィリピン人の優しさ

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りゅーやん

フィリピン人パートナーの「ソーマ」と海外を旅するシリーズのフィリピン編です

もくじ

フィリピンのバス体験

今回でフィリピンは4回目。

勝手にも慣れてきた。クラーク空港で降り、外に出る。

今回の旅の目的は、「コロン」という場所だ。

アメリカの旅行雑誌雑誌「Conde Nast Traveler (コンデ・ナスト・トラベラー)」の「世界で最も美しい島ランキング」で、2年連続で1位を獲得している「パラワン諸島」の一部がコロンだ。

とにかく海や島がきれいな場所らしいけど、その前にこのクラークで一泊する。

ホテルに行くために、バスを使うことにした。

バスが何台か並んでいていて、どれに乗ったらいいかわからないので、フィリピン人のソーマが休憩中の運転手に聞き、教えてくれたバスに乗り込む。

出発までまだ時間があるらしく、中はガラガラだった。

待っている間にソーマがバスを降りて、コンビニのようなところで食べ物を買ってきた。

「アンクル・ジョンズ」というお店で、いままではフィリピンにはなかったとソーマが言う。どうやらここ最近フィリピンにできたお店のようだ。

バスの前方にはテレビがあって、そこにはフィリピン人シンガーのYOUTUBE動画が流れていた。

その音楽を聴くこと40分くらいすると、運転手がやってきてバスを出発させた。

運転手と切符を切る人の二人体制で、お金を払って切符を切ってもらった。

日付や金額などの場所に穴があけられることで、内容がわかる仕組みになっている。

ちなみにバス停などはなく、降りたいところを伝えて下ろしてもらう。

SMモールというフィリピンの巨大モールで下ろしてもらった。

そしてまずは、お決まりのジョリビーで腹ごしらえをする。

ちなみにスパイシークリスピーチキンの味が変わったらしい…。前の方が好きだった…

そしてそこから、配車アプリで今夜のホテルまで送ってもらった。

ホテルの係りの人

ホテルでフロントの人とやりとりを済ませると、「部屋まで係りの人が案内します」と言われてロビーの椅子に座った。

20秒ほどで、係りの人がやってきた。

その人は中年のおじさんで、無愛想な表情をしている。酒臭くて、少し怖いなと思った。

その人についていく。なるほど、確かにホテルは入り組んでいて、案内の人がいないと、部屋はどこかわからないなと思った。

部屋に入り、簡単な説明を受けたあとその人が立ち去ろうとした。

「ありがとう」と伝えると、その人は僕を見て、無言でうなずいた。あきらめと、弱さと、そして優しさが混じったような表情に見えた。

見た目で判断したことを少し反省する。

ここは一泊4000円くらいのホテルだけど、十分な広さがある。

バスルームも広い。

バルコニーからは、ライトアップされたプールが見える。

隣の人が簡単に仕切りを越えられそうな造りだったので、ソーマがバルコニーのドアの前にスーツケースを寝かせた。

ティッシュボックスにはトイレットペーパーが入っている。

少し休憩したあと、外に食べ物を買いに行くことにした。

フィリピンの人のコミュニケーション

外は暗くて、歩道もガタガタしていて、交通量が多いので少し怖い。

しばらく歩いたけど、レストランは見つからなかった。

代わりにセブンイレブンが見つかったので、そこで晩御飯を買うことにした。

中には店員さんが二人いた。

陽気な店員さんで、会計をするためにレジに向かうと、いろいろ話しかけてくれた。

ノリがお姉キャラの二人で、二人が実際にゲイかどうかはわからないけど、僕たち二人を見て「二人はカップルなの?」と聞いてきた。ソーマが「ははは、違うよ」と軽やかにウソをつく。

二人ともとってもフレンドリーで、ピュアな感じで、ときどきシャイな感じでもあった。僕が日本から来たことを言うと、「ここによく来る日本人の常連のお客さんいるよー!」と答えてくれた。

どうやらフィリピンに留学している日本人の学生さんらしい。

会うたびにいつもお互いの言語を教え合っているようで、「日本人もフィリピン人も仲良くやっていきたいねー!」と話してくれた。

僕は、そういう言葉を言うときにスッと言えない性格で、心が緊張してしまうんだけど、スッとそういうことを言える素直さが素敵だなぁ…と思う。

道がガタガタしていて交通量の多い、夜のフィリピンにポツンと小さく光るセブンイレブンで、そんな心温まる会話を楽しんだあと、ホテルに戻った。

翌朝、コロンに向かう前に、まずはクラーク空港に向かう。

配車アプリでタクシーを呼んだあと、ホテルのドアを出ようとすると、警備員の人がドアを開けてくれた。

ちなみにフィリピンは大体どのお店も、ドアの前に警備員がいて、お客が通るとドアを開けてくれる。

そしてドアを開けてくれた警備員の人に「ありがとう!」と伝えると、こちらの瞳の中心をしっかりみて、笑顔でうなずいてくれた。

心が温かくなる。

なんなんだろう。フィリピン人とのコミュニケーションではこういうことがよくある。

こちらの瞳の中心を一ミリもズレずに見てくれる。瞳を通り越して心の中を見てくれる。そしてしっかり気持ちを届けてくれるように感じる。表現しがたいけど、なんだかものすごく清々しくて、心が温かくなる。

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著者

栃木県在住の35歳。

双極性障害二型(完解済み)・同性愛者。

34年間住んでいた愛媛県から、栃木県に引っ越し、12年間続けた介助の仕事をやめて無職になる。精神安定剤代わりに始めた登山を、毎週続けているうちに、ニュージーランド1300kmのロングトレイルを歩くことができるようになった。フィリピン人の同性パートナーと一緒に生活をしながら、社会の壁を乗り越え、楽しい日々を送るため、人生をサバイバルしている。

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