【ベトナム旅行記 #1】はじめてのベトナムでいきなり洗礼を浴びる

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ベトナムの物価が高すぎる?

今回もフィリピン人パートナーのソーマと海外へ出かけた。

行き先はベトナムだ。

成田から台湾を経由して、合計7時間のフライトのあと、ベトナムのホーチミンにある「タンソンニャット空港」に到着した。

他の旅行者の列に並び、入国手続きを済ませる。

いままでの国では、手荷物検査は出国時だけだったけど、この空港では入国時にも手荷物検査があった。

そして外に出る。

おぉ、これがベトナムか!

名前はよく聞く国だけど、どんな国なのかイメージがあまり湧かなかった。

今日は一月だけど、気温は30℃ほどある。

湿度も日本ほどではないけど、それなりにある。

ちなみにベトナムは、日本のように縦に長い国だ。

ここホーチミンは南部の大都市で、北部にある首都「ハノイ」はいまの時期だと気温は10~20℃位らしい。

今回は、空港から離れたところにホテルを取っているので、まずはGrabというタクシーでホテルまで向かわないといけない。

と、その前に水分補給だ。

空港内にあるお店の飲み物まで歩く。

「ペットボトル一本が25,000!?」

と驚くところだけど、僕たちはベトナムの通貨「ドン」の価値を勉強してきていたので驚かなかった。

ベトナムのドンは面白い。

現地の17,000ドンが、日本円だと100円になる。(計算しづらっ!)

ということで、このジュースは150円ということになる。

ここは空港価格なので高いけど、街のコンビニなどではその半額くらいで売られていた。

ベトナムの物の値段は桁が大きいので、見た感じ高そうだけど、実は安い。

ベトナムにはお札しかない。一番小さいものでも1,000ドン

タンソンニャット空港で耳が赤くなる

飲み物を買ったあとは、ホテルに向かうGrabタクシーを予約した。

スマホの画面には、あと4分で到着するとあった。

到着をソーマと待っていると、フレンドリーなおじちゃんが声をかけてきた。

どうやらタクシー屋さんらしい。

僕たちは「もうGrabでタクシーを呼んだから、大丈夫です」と伝え、スマホの画面を見せた。

スマホの画面には99,000ドンと表示されてある。ホテルまでのタクシーの料金だ。

その金額を見たおじちゃんが電卓を取り出し「99,000」と同じ数字を打った。そして、すぐそこにタクシーがあるから同じ値段で連れて行ってあげるよと僕たちに伝えた。

なので、Grabタクシーの予約をキャンセルし、そのタクシーに向かう。

そのおじちゃんが、タクシーの運転席に座っていた別のおじちゃんにバトンを渡す。

「なるほど、運転する人は別なんだな」と思いながら、空港の写真を撮っていると、最初のおじちゃんから「ここでは写真撮影は禁止されているから、撮らないほうがいいよ」と教えてくれた。

そしてソーマと二人で、そのタクシーに乗り込む。

二人で一緒に後部座席に座りたかったのだけど、なぜかおじちゃんが前と後ろで別々に座るように勧めてくる。

二人で後ろに座りたいと伝えても、前後で別々に座ることを勧めてくるので、折れることにした。

なので、ソーマが助手席、僕が後部座席に座った。

運転手のおじちゃんが僕の首にかかったカメラを見て「車内では撮影禁止だからね」と、タクシーのドアに張ってある注意書きを指さす。

そこには飲食禁止のマークと並んで、撮影禁止のマークがあったので「そうなのか」と思い、カメラをバッグにしまった。

そして車が出発した。

助手席のソーマが運転手に「99,000ドンで合っているよね?」と念を押している。手に100,000ドン札を持ち、それを運転手に見せて、「いまからもう払っておくよ」と渡そうとした。

ソーマがぼったくりを警戒しているのがわかる。

そして僕も、なにかおかしいんじゃないかという気持ちをうっすらと感じていた。解せないことがいくつかあったからだ。

だけど、僕たちはもう車の中。

主導権は運転手のドライバーが握っている。僕は、檻の中の小鳥のような気分だった。

でも、ソーマは逞しく運転手とコミュニケーションをとっている。

ソーマが100,000ドン札を渡そうとすると、運転手から「他に両替したお札を持ってない?見てあげる」と返ってきた。

すかさずソーマが「いや、これで合ってるでしょ」と言う。

そこで今度は運転手が僕に、「両替したお札を見せて」と言ってきた。

またそこですかさずソーマが「Same(同じ)!」と運転手に伝える。僕もソーマも同じ二万円を両替したから、持っているお札は同じなのだ。

それでも運転手は同じ言葉を僕に繰り返す。

これは完全なぼったくりタクシーだと気が付いた僕も「Same!」と言葉を返した。

そしてソーマが、「僕にはベトナム人の友人がこのホーチミンにいる」「そして僕にとって、ベトナムに来るのはこれが初めてではない。」「あなたが何をしようとしているのか、知っている」と続けた。

するとさっきまで笑顔だった運転手の表情が一気に、落胆したような表情に変わった。

その表情に従うように、車の運転も一気に荒くなった。

「これからどうなるんだ」と後部座席で固まっていると、車は空港のロータリーを一周して、元の場所に戻った。

そして運転手は力尽きたような表情で、外を指さしている。

「降りてくれ」ということらしい。

「よかった!」と思い、ソーマと車を出る。

ソーマは怒り心頭で耳が赤くなっていた。

僕は恐怖と不安で耳が赤くなった。

まだホテルにも到着していないのに、もう十分旅をしたような気分だった。

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著者

栃木県在住の35歳。

双極性障害二型(完解済み)・同性愛者。

34年間住んでいた愛媛県から、栃木県に引っ越し、12年間続けた介助の仕事をやめて無職になる。精神安定剤代わりに始めた登山を、毎週続けているうちに、ニュージーランド1300kmのロングトレイルを歩くことができるようになった。フィリピン人の同性パートナーと一緒に生活をしながら、社会の壁を乗り越え、楽しい日々を送るため、人生をサバイバルしている。

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