【香港旅行記 ♯6】あてもなく香港を散策し、香港大学に向かう

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佐敦(ジョーダン)のオアシス

屋根無しバスで一周したあとは、佐敦(ジョーダン)駅で降りた。

ここも高い建物が並んでいる都会だけど、その中にお城の城壁のようなデザインの塀に囲まれた場所を見つけた。

中にはバスケットコートがあった。

そのまま進んでいくと、今度はサッカー場を見つけた。

街中に突如あらわれる、のんびりとした空間だった。

タダで飲める、お水コーナーもあった。

味は普通に美味しかった。

そしてここにはFree WiFiもある。

街中のオアシスのような場所だった。

堅尼地城(ケネディータウン)へ海を見に

そのあとはまた地下鉄に乗り、堅尼地城(ケネディータウン)に向かった。

ここは海沿いの街らしい。

街歩きに疲れたので、海辺の公園でのんびりしたかった。

ここ香港は、バスも電車もすべて二階建てだ。

おそらく一階建ての乗り物は一回も見なかったと思う。

多分、イギリスの植民地時代の名残なんだろう。

歩きながらお店の商品を見る。

干したアワビがたくさん売られていた。

そして、すぐに海辺の公園についた。

広い場所で人は少ない。

海沿いに貼られたフェンスの向こう側に、自由に行っていいようになっていて、何人かが座っていた。

海を眺めている人もいるし、糸で釣りをしている人もいる。

自分たちも「座ってみよう!」とフェンスの向こう側に歩いたけど、ソーマは「怖すぎる、無理!」と座れなかった。僕も10秒座ったあとに、怖くて立ち上がった。

引き返して、ベンチに座る。

ここでも、海に向かって、太極拳の動きをしているおじいちゃんを見かけた。

海の景色はどこでも同じようなものだけど、やはりここは香港なんだなと感じさせる。

そして後ろを振り返ると、高い建物がそびえ立っている。

やはりここは香港だ。

香港大学に行ってみようか!?

堅尼地城(ケネディータウン)駅の次の駅が、香港大学駅になる。

「香港大学行ってみようか!?」という話になったので、地下鉄を使わずにここから歩いていくことにした。

AIに聞いたところ「一般人でも入れる」ということだったので、とりあえず香港大学に向かう。

その道中の景色がよかった。

香港大学は高い立地にあるようで、辿り着くまでは、階段と坂道の連続だった。

階段を登った先は、丘の上の住宅街のようになっていた。

坂には階段のほかに、エスカレーターまでついている。

エスカレータからは「文豪花園」と書かれた、建物が見える。

異世界に来たような気分に、ものすごくなった。

そして振り返ると、絶景が見える。

ここは香港の隠れた絶景スポットだ。

学生がどんどん増えてゆく

そのあとも階段は続いた。

歩くにつれて、学生らしき若い人が増えてきた。

そして、学生の宿舎のような建物の入口に、学生らしき人が宿舎のオートロックキーを使い、入るところも見た。

香港大学が近い!

そして、さらにさらに階段を登る。

すると、やっと開けた場所に出た。

ここでは、学生らしき若い人がたくさん歩いていた。

「おぉ、学生だぁ!」と思いながら、そのキラキラした雰囲気に想いを馳せる。

もし自分が香港大学に留学したら…、この土地に住むということになる。

「食生活についていけるだろうか」「友達はできるだろうか。学生だから英語が通じると思うけど、やっぱり、地元の人同士だったら中国語だよな」

「ということは、外国から来た留学生に話しかけて友だちになるのがよさそうだ」「授業は中国語だろうか、英語だろうか」

自分はここでやっていけるのだろうか…。

そう思うと、心細くなってきた。

だけど、僕は香港大学からは全く必要とされていない身。心配する必要はなさそうだ。

そして、香港大学の学生が少しずつ増えて、小さな川の流れのようになった。

その中に僕たちも入る。

そして香港大学の建物の入口に向かって、流れる。

入口には、大学の職員さんが立っていた。

「僕たちは旅行者だけど、入れますか?」と聞くと、フレンドリーな職員さんが「ビジター向け」の看板を指差し、英語でなにか説明してくれた。

英語があまり聞き取れなかったけど、看板には「月~金の何時から何時までなら入れる」と書いてあった。

まだ、時間は間に合っている。

そして職員さんに「今日は木曜日の16時だから、入ってOKということですね?」と確認を取ると、「大丈夫ですよ」と笑顔で返ってきた。

そして入ろうとすると、またその職員さんに止められて、職員さんが英語で説明してくれた。

なんて言っているのかあまり聞き取れなかったけど、どうやら入れないということがわかったので、「あぁ!OK!わかりました、ありがとう!」といって引き返すと、職員さんも「ありがとうね!」と笑顔で見送ってくれた。

話している内容はわからず、結局中には入れなかったけど、めちゃくちゃフレンドリーな職員さんだった。

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著者

栃木県在住の35歳。

双極性障害二型(完解済み)・同性愛者。

34年間住んでいた愛媛県から、栃木県に引っ越し、12年間続けた介助の仕事をやめて無職になる。精神安定剤代わりに始めた登山を、毎週続けているうちに、ニュージーランド1300kmのロングトレイルを歩くことができるようになった。フィリピン人の同性パートナーと一緒に生活をしながら、社会の壁を乗り越え、楽しい日々を送るため、人生をサバイバルしている。

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