【香港旅行記 ♯2】旺角のナイトマーケット、女人街を歩く

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香港のスーパーマーケットへ

一休みしたあとは、ホテルの近くにある「WELCOM」という名前のスーパーに向かった。

海外旅行の楽しみの一つは、現地のスーパーにはどんなものが売ってあるのかを確かめて、買って、食べるところにある。

町中のスーパーだからか、店内は狭く、人と連れ違うたびに体を横に向ける。

一階と地下一階の二階建てのスーパーだった。

日本と同じで、割引コーナーも設置されている。

220円に割引されていた10年物のミルクティ

そして、中華圏に来たら試してみたい、インスタントラーメン。

いろんな種類が置いてあった。

アワビ味のラーメン
スパイスの効いた焼きそば

だけど表示をよく見ると、中国の商品だったり、台湾の商品だったりして、香港オリジナルのラーメンはあまり見つけられなかった。

他にも韓国や日本のラーメンがたくさん並んでいた。

もしかしたら、自分たちは安い商品ばかり見ていたので、見過ごしていたのかもしれない。

そして香港は、スーパーでもコンビニでも「二個で〇〇円(一個より安い値段)」という表示がかなり多かった。

ソーマが「商売上手の片鱗が見える」と言っていた。

色んな種類の豆腐

ちなみに、1香港ドルは22円。

1ドルに22をかけると、日本円でいくらなのかがわかる。

物価は安くもないし、高くもない。日本とあまり変わらないんじゃないかという印象だった。

旺角(モンコック)の女人街

さて、時間も午後5時になった。

香港旅行のお目当ての一つ「女人街」へ向かった。

ここはお土産のお店がたくさん並ぶ、ストリートだ。

大きな露店がぎゅうぎゅうに並んでいる。

売っているものは、スーツケースやバッグ、おみやげのマグネット、Tシャツや絵など、食べ物以外のものが売られている。

そしてその周りは、香港らしく高い建物に囲まれている。

女人街は、とても長い通りで、たくさんのお店があるけど、だいたいどれも同じようなものを売っている。

「あぁ、これさっきの店にも売ってたなぁ」と何度も思いながら歩いた。

しばらく歩くと、また別のストリートに出た。

適当に歩いていたので、ここがなんという名前の通りかわからないけれど、さっきの女人街と違って、今度は果物がたくさん売られていた。

ドリアンや見たことのない果物も売られている。

香港の人は果物が大好きなんだろうか。

通りの真ん中は人が多いので、両サイドを歩いていると、いい感じに古びた定食屋さんがあった。

内装もあまりほどこしていない、質素なごはん屋さんだ。

中ではおじちゃんがご飯を食べながら、店員の二人と談笑をしている。

外に書いてあった中国語のメニューがかろうじて読めた。

「おかず二つ、ご飯一つで48ドル(1056円)」というようなことを書いてある。

「ここに行こう!」とソーマが言う。

僕が先頭になって、中に入った。

すると、席に座っていたおじちゃんと、店員さんたちが元気よく僕になにか話しかけてくれた。

だけど、中国語がわからないので、あたふたしながら「中国語がわかりません」と英語で言う。

おじちゃんたちは「あぁ、おっけい」といった雰囲気で、元の会話に戻った。

僕達は店員さんに欲しいおかずを指さす。

15種類くらいのおかずが、銀のトレイに入って並んでいた。

そしてお金を払い、料理を受け取った。

これが結構美味しかった。

僕は麻婆豆腐とチキンを選んだ。ちょっとした野菜も上にのっけてくれた。

写真じゃわかりにくいけど、ご飯の量がすごく多かった。

これで1056円なら満足だ。

テーブルの上にはラー油と唐辛子の混ざった、超スパイシーな調味料が置かれていた。

ちなみに香港は「おかず二つとご飯一つで〇〇円」とか「おかず三つとご飯一つで〇〇円」といったスタイルの定食屋さんが、かなり多かった。

これが、ここのスタンダードなんだなぁと思っていると、ソーマに「コロナが流行りだしてから、香港ではこのスタイルが定着したらしい」と教えてもらった。

TikTokでそう、聞いたそうだ。

そのあとは、お店を出て、辺りを歩き回った。

途中、豆腐のスイーツ屋さんを見つけたので、買ってみた。

文字が読めないので、どんな味かわからなかったけど、黒ごまのソースがかかった豆腐デザートだった。

いろんな味があるけど、どれも10ドル(220円)だ。

安くて、美味しかった。

ただ今日は疲れていたので、そのあとはホテルに戻った。

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著者

栃木県在住の35歳。

双極性障害二型(完解済み)・同性愛者。

34年間住んでいた愛媛県から、栃木県に引っ越し、12年間続けた介助の仕事をやめて無職になる。精神安定剤代わりに始めた登山を、毎週続けているうちに、ニュージーランド1300kmのロングトレイルを歩くことができるようになった。フィリピン人の同性パートナーと一緒に生活をしながら、社会の壁を乗り越え、楽しい日々を送るため、人生をサバイバルしている。

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