【国際恋愛日記】フィリピン人パートナーと埼玉県の巨大ショッピングモールに行くも…

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外国人であるパートナーと外出するとき、僕はいつも緊張している。
過去に嫌なことをされたトラウマがあるから、そもそも僕は感受性が強いから、そしてパートナーを強く愛しているゆえに守りたいという気持ちが過剰に働くから、そして自分の中にも外国人に対する偏見があるからだ。
だから僕たちは家の中で過ごすことが多いけど、僕の体調のいいときは外に出かけるようにしている。だって、もったいない!せっかく二人でいられるのに!
この国際恋愛日記は、そんな状況にいるからこそ、なんでもない日常の出来事が、特別で幸せなことだと実感できる僕の、平凡で特別な日常を描いた日記だ。

今日の目的地は埼玉県の「コクーンシティ」と呼ばれる大きなショッピングモールだ。

埼玉県までの道中で、日本の運動会の話になった。

パートナーのソーマは幼稚園で先生をしているけど、いまは運動会本番に向けて、運動会の練習をやっているそうだ。

そして「運動会なのに、そのための練習をたくさんするってなんか変だね。本番までに、徒競走の練習を10回はやってるよ。毎回、徒競走で順位が決まるけど、練習だからどれも意味がなくて、なんだか不思議な感じ」だとソーマは言っていた。

これは僕もそう思うので「変だよね」と返した。

単純にスポーツを楽しむ場であるのがいいんじゃないかと思う。ソーマは「運動会は運動会ではなくて、保護者に向けた『運動ショー』だね」と言っていて、これも完全に同意だった。

フィリピンの運動会では、応援やチアダンスは練習をするけど、スポーツ自体は全部ぶっつけ本番だということだった。

そんな話をしていると、埼玉県の大宮市についた。

コクーンシティに行く前に、ソーマが中華のビュッフェを見つけたので、そのお店に行く。

土曜日だったので、一人2500円と結構値段が高かったので二人で迷ったけど「せっかくの旅行だし!」ということで、迷いを振り切り、店内に入った。

ソーマはビュッフェ(食べ放題)が大好きだ。

たくさん食べられるからというのもあるけど、いろんな種類の料理を楽しめるから好きだそうだ。

だからお店の中では、どんな料理も少量だけ皿に取り、すべての料理を堪能する。

中華を堪能したあとは、お店を出て、コクーンシティに到着した。

コクーンシティは大きなショッピングモールで、土曜日だからか人もたくさんいた。しばらくモール内を歩き回っていたけど、ソーマが「疲れた」とこぼす。僕も疲れていた。

僕もソーマも「人が多いし、お店の品は高いものばかりなので、買えるものがない」という理由で、疲れていた。

そしてソーマが「リサイクルショップに行こう!リサイクルショップだったら、手が出るものばかりだから。ここでは、いいものがあっても何も買えないし、つまらないよ」と言い、僕はまたそれに完全同意した。

そして車を走らせ、近くのリサイクルショップに向かう。

店内に入ると、手ごろな値段の商品が並んでる。

「あぁ、やっぱりここが自分たちの場所だね!」とテンションが上がってきた。

110円の雑貨コーナーがあったので、二人で掘り出し物を探す。こうやってリサイクルショップの中で、宝探しをするのが楽しいし幸せだ。

ここでは、こんな小物を買った。

そのあとは、別のリサイクルショップに行った。

ソーマがピアノを習いたいということで、この日はキーボードを探していた。彼は小さいころ、ピアノを習わせてもらっていたけど、うまく弾けなかったので、すぐにやめたようだ。そして、この間「ピアノ続けていたらよかったな」とこぼしていたので、「安いキーボードを買って練習しようか!」という話になっていた。

そしてカシオのきれいなキーボードが3500円で売られていたので、買った。

ソーマは幼稚園で働いているので、いつの日か、子供たちの前でピアノを弾いて、驚かせるという計画らしい。

そのあとは、栃木県にはない「TOP」というスーパーに立ち寄った。

飲み物を買うだけのつもりだったけど、キャベツが一玉99円だったり、にんにくが3つで99円だったり、肉が安かったり、冷凍の内臓系のものの種類が豊富で安かったりと、かなりいいスーパーだったので、二人で喜んで買い物をしていた。

「埼玉県に引っ越すことになったら、このスーパーに通おう!」とソーマに伝えた。とても楽しい時間だった。

そのあとは家まで車を走らせた。

巨大ショッピングモールは楽しめなかったけど、リサイクルショップやスーパーが楽しませてくれた。

やっぱりそういう場所が、自分たちの場所だと思った一日だった。

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著者

栃木県在住の35歳。

双極性障害二型(完解済み)・同性愛者。

34年間住んでいた愛媛県から、栃木県に引っ越し、12年間続けた介助の仕事をやめて無職になる。精神安定剤代わりに始めた登山を、毎週続けているうちに、ニュージーランド1300kmのロングトレイルを歩くことができるようになった。フィリピン人の同性パートナーと一緒に生活をしながら、社会の壁を乗り越え、楽しい日々を送るため、人生をサバイバルしている。

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