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【フィリピン旅行記 ♯5】アシュリーのピュアなハートに感動して、しんみりした&それでも、大人は大人で生きている

もくじ

サニーさんの弟の実家へ

今日でフィリピン5日目。ここは今日も快晴だ。

サニーさん&ソーマ&僕の3人で、サニーさんの弟の家に訪問する。自転車に乗って向かった。

さわやかな朝

弟さんと軽く挨拶をしたあとは、ソーマと庭を散策する。サニーさんは弟と話している。

カッコいいニワトリがたくさんいる
庭が自然のようだ
ソーマに「食べてみて」といわれて食べた
酸っぱい!ビタミンCたっぷりみたいだ

そして家に帰り、昼食を食べる。

写真にある、丸っこいのは「ロンガニーサ」というフィリピンのソーセージだ。これがまた美味しい!!僕の好きなフィリピン料理、第2位タイの食べ物。

ふりかけはソーマが日本から送ったもの

アシュリー再び!

ご飯を食べ終わったころ、玄関のほうから声が聞こえた。

「ハロー!」「ハロー!」と英語が聞こえる。みんなで見にいってみると、アシュリーがいた。

この間のシャイなアシュリーとは別人のように「ハロー、りゅーや!」「ハウ アー ユー?」と英語を駆使くしして、人懐っこい笑顔で僕に話しかけてくれる。

僕も英語で答える。

アシュリーの僕に対する警戒心が解けたのか、それとも気合を入れて交流してみようと思ったのか、たくさん話しかけてくれた。

ソーマ&アシュリー&僕の三人で、寝室でゴロゴロしながらいろんなことを話す。アシュリーは日本のことを知りたいようで、いろいろと尋ねてくれた。そして日本の音楽を流して、三人で聴いていた。アシュリーは目を輝かせていた。

宇多田ヒカルの「First Love」、平井堅の「瞳を閉じて」、MISIAの「逢いたくていま(ライブver)」を聴きました。

ピュアなハートと表情で、疑いの心を持たずに、話しかけてくれるアシュリーは太陽のようにまぶしくて、胸をすくような気持ちになった。

それと同時に「僕は、アシュリーとはだいぶ離れた場所に来てしまったな」と、自分の心の汚さを見ているような罪悪感を感じ、少し涙がでた。

フィリピンの巨大ショッピングモール「SMモール」へ

そのあとは、エマック&サラさんファミリーが車でやってきた。

SMモールという巨大なショッピングモールに向かう。アシュリーとはここでお別れだ。アシュリーは「じゃあね!」と満面の笑顔で手を振り、飛び跳ねるようなスキップで家に帰っていった。

まぶしい…。

さぁ気を取り直して、ここからは社会で汚れながらもたくましく生きる大人たちの時間だ!

ワクワク

エマックの大きな車。

普段から人付き合いがあまりない僕にとっては、大勢でワイワイする青春のような時間だ。一番後ろの席でくつろぎながら、フィリピンの街並みを眺めていた。

驚いたのが、この地域では交差点に信号が、一カ所を除いて、設置されていなかったことだった。交差点ではみんな、お互いのタイミングを見ながら臨機応変りんきおうへんにわたっている。

見た感じでは、とくに問題なく通行できている様子だった。外国人が、渋谷のスクランブル交差点をぶつからず渡る人に、驚くのと同じ感覚なのかな。

おぉ、広い。綺麗。

SMモールは本当に巨大で、迷子になれるレベルだった。

ここではソーマのキャリーバックを買ったり、アシュリーにサプライズでプレゼントする用の靴を買ったりした。かわいいTシャツがいっぱい売られていたので、僕はTシャツを買った。もっと色んなお店を見たかったけど、夜がやってきそうだったので次の目的地まで移動する。

そして、到着した。

夜のムーディーなコテージ

うわぁ、映画のワンシーンだ!

水辺のコテージだ!

すごい!こういう場所に来るのは、日本でもフィリピンでも初めてのことだった。そして、サンシャインさんの夫である「トゥモローさん」が合流する。ウキウキしながら、みんなで受付を済ませる。

コテージに入り、料理が運ばれる。

カヌーを漕いでいる人がいたり、釣りをしている人がいる。そして、中央のステージからは「ママ~!」とボヘミアンラプソディが流れるいい雰囲気。

中央のステージ
エマックが僕のスマホをとり動画を撮影してくれています
サニーさんの左が「トゥモローさん」。サンシャインさん&トゥモローさんカップル。
釣りをするソーマ
はじめてのカヌー体験に気分が高揚する

エマックがボケーっと釣りをしていると、エマックのお母さんが「あなたは魚を釣っているの?それとも魚にエサをあげているの?私に代わりなさい」とお母さんの釣りが始まった。そして、お母さんが見事に釣りあげた。

エマックは、マイペースな人だ。

社交的で冗談を言い、優しくて気遣いができるナイスガイ。だけど、いつの間にか一人でどこかをフラフラ歩いていたり、時々心ここにあらずの状態で、ボーっと空中を見つめていたりする。

僕は、フィリピンのビール「レッドホース」を飲みながら、その場の雰囲気に身をゆだねていた。

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著者

栃木県在住の34歳。
34年間住んでいた愛媛県から、栃木県に引っ越したばかり。仕事もやめて、無職になる。同性愛者・躁うつ病患者(現在は寛解している)。趣味は登山。フィリピン人のパートナーと生活しながら、社会の壁を乗り越え、楽しい日々を送るため、人生をサバイバルしている。

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