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【愛媛県西条市】氷瀑をもとめて高瀑の滝へ(たかたるのたき)
日常生活の素晴らしさをおもった。恋しい。日常が恋しい。原付での帰り道はとても寒かった。手袋をつけても手が痛いし、たくさん着込んでも寒かった。ただ、これから戻れる日常のことを思えば、耐えられる。日常生活が待っている。心は輝いていた。 -
【うつ病】最低限の収入があれば十分だと職場のベランダで思う
風邪をひいて「あぁ、苦しい、苦しい」と思いながら部屋で横になっているとき。ふと、一瞬、静かな部屋が静まり返る瞬間があります。そして、ふと、自分の身体の苦しさから「自分は今ここに、確かに生きている」と自分の存在を感じ、「はっ」とする瞬間があります。 -
【100回の魔力】努力を継続する方法
100回という目標を設定するとは、足元ばかりを見て進歩のなさに嘆き、やる気をなくしていた自分の目線を遠くへ移し、目標を100回というシンプルな数字に置き換えることで、他の余計なことは一切考えず、ただそれだけを目指せばいいという状況をつくりだすことです。 -
心の中の孤独を抱えて、登山で見つめる「遠くの世界」
「自然の声を聞きたい」と思いを馳せているときに跳ね返ってくるのは、自分の気持ちです。そして「あぁ、そうだよな。どうあがいても、僕はここにいるだけだよな」とちょっと寂しく、ちょっと諦めがつくような気持ちになります。 -
【ロングライド ♯4】広島・山口・福岡・大分の海岸線を走る450kmの自転車旅
布団にゴローンと横になりました。達成感と充実感で、僕の部屋の中だけ時間がとまっているようでした。その不思議な空間の中で、天井をぼーっと見つめます。 「よかったな」 終わってみたらあっという間だった4日間を振りかえり、そう思いました。 -
【ロングライド ♯3】広島・山口・福岡・大分の海岸線を走る450kmの自転車旅
自転車旅も、続けるにつれて最初の新鮮さを失っていきました。 いい感情も、悪い感情も「浮かんでは薄れ、浮かんでは消え」の繰り返しです。この3日の中に濃縮された様々な感情は、この3日の中で薄れてゆきました。どの感情もずっとは続かないということを体感的に学びました。 -
【ロングライド ♯2】広島・山口・福岡・大分の海岸線を走る450kmの自転車旅
僕は、人と話すとエネルギーが消耗していくタイプです。 ですが、自転車旅のような身体も心も疲れて、心細くて不安な状況だと「こんな僕でも、人と話すとパワーがもらえる」ということに気が付きました。 「みんなの声援に力をもらいました」というマラソンランナーの台詞せりふが理解できた瞬間でした。 -
【ロングライド ♯1】広島・山口・福岡・大分の海岸線を走る450kmの自転車旅
3泊4日の自転車旅です。道中、どんなことが起こるのか、どんな人に出会うのか、どんな感情を味わうのか。予想外のことが苦手な僕ですが、この旅では予想外の「リアル」な出来事を全身で受けとめるぞ、と毎秒毎秒ペダルを漕ぎました。 -
【フィリピン旅行記 ♯8】ただシンプルにコミュニケーションをとることで心がほぐれてゆく
ソーマの家族とは、接するときに壁を感じずに素直に話せるのがたまらなく嬉しくて、心が満たされた。ただ素直に思ったことを口にし、ただそれを素直に受けとることの気持ち良さを感じられた。 -
【フィリピン旅行記 ♯7】フィリピンの土地で緊張している白人男性二人をみて「あぁ、誰だって海外にいたら緊張するんだな」と理解できた
僕は「欧米の人はいつも堂々としていて、あまり緊張しない」という勝手なイメージを持っていたので、「そりゃ、そうだよね。誰だって緊張するよね」とホッとした。「僕も、これからは堂々と緊張したらいい」と思えた。