りゅーやん– Author –
りゅーやん
栃木県在住の34歳。
34年間住んでいた愛媛県から、栃木県に引っ越したばかり。仕事もやめて、無職になる。同性愛者・躁うつ病患者(現在は寛解している)。趣味は登山。フィリピン人のパートナーと生活しながら、社会の壁を乗り越え、楽しい日々を送るため、人生をサバイバルしている。
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【テアラロア Day9】バーチウッドステーションで言葉の壁が一瞬消えた
ベル&ドネックと奇跡の再会 朝起きたときに、身体の疲れを少し感じた。 疲れを抜くために、ハットをでて、新鮮な空気の中で朝食作りと出発の支度をする。 このハットでアメリカから来たジェイと知り合った。ジェイはいつも笑顔で話しかけてくれる。強... -
【テアラロア Day8】ニュージーランドの山奥で日本を感じる
トラブル続き 今朝起きて、スマホを充電しようとするとできなかった。買ったばかりの充電コードなのに、何度試してもダメだった。 安物を買ったのが間違いだった。 二本用意していたので、残りは一本しかない。しかも、こっちも安物のコードだ。 ザックも... -
【テアラロア Day7】初めての本格的な山「ロングウッドフォレスト」へ
眠れない! 昨日は夜の24時に眠った。 というのも、ここニュージーランドの夏は夜の22:20でもこの明るさだからだ。 本当は早くに寝たいけど、明るいので23時くらいまで眠れない。 文化も言葉も違えば、日没時間も違う。ここは別世界だ。 夜中、寝袋が暑く... -
【テアラロア Day6】大丈夫、まだ旅は続けられる
希望の朝 不安な夜が明けて、不安な朝が始まった。 テントを出るのが怖かった。でも、出発の支度をしないといけない。 キャンプ場のトイレに向かって歩いていると一人の男性ハイカーと目があった。挨拶をすると優しく返してくれた。そして優しくいろいろ話... -
【テアラロア Day5】「帰国」を考えた5日目の夜
一人になりたい 5日目を迎えた。 いままで、いろんな人が親切にしてくれたけど、そろそろ一人になって、しんみりしたい気分だった。やっぱり僕は僕だ。 うつむきながらドミトリー内で、朝の支度をする。 最初に泊まったドミトリーでは、外国から来た二人に... -
【テアラロア Day4】あなたはあなたでいたらいい
スーパーで助けてもらう 朝起きて宿を出ると、雨だった。 しかも夏なのに、めちゃくちゃ寒くて気温は10℃。でも、ホームシック気味で、不安で心細かったので、この雨と寒さに少し癒された。 今日は、ここインバーカーギルに丸一日滞在する。 昨日の疲れも癒... -
【テアラロア Day3】スタート地点のブラフからいよいよ歩き始める
いざ、スタート地点へ! 朝8:30、バスに乗る。 そしてスタート地点のブラフに着いた。ここは観光地でもあるので、他にも何人か人がいた。 有名な看板と写真を撮っている人たちを羨ましそうに眺める僕に気付いたアメリカ人が、写真を撮ってくれた。 そして... -
【テアラロア Day2】異国の風に吹かれて
些細な違いが積み重なって 昨日はホテルでテレビを見ていた。 コメディドラマや歌唱ショー、お昼の2時間ドラマのようなものまで。 コメディドラマが特に面白かった。 でも、違和感を感じた。 みんな英語を話しているし、コメディドラマの笑いのツボも日本... -
【テアラロア Day1】ニュージーランド南島を縦断する1300kmの歩き旅
ニュージーランドの南島を、3カ月かけて、歩いて縦断します。その記録を、毎日更新を目標に、ここに載せていきます。 出発の朝 2024年12月12日、明け方5時に目が覚めた。 真っ暗な部屋の中で、隣に眠るパートナーをしばらく見たあと、目を閉じる。 いよい... -
【楽に生きる】ガチャガチャのカプセルの中で混ぜこぜになる人生観
人生という壮大な、形のないものを思い浮かべるとき、無力感が真っ先に浮かび上がります。ただ、イメージを使って人生を捉えることで、人生が少し楽になることがあります。