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運動を続けると本当に体力がつくのか、登山を100回して検証しました

もくじ

はじめに

僕は、子供のころは長距離走などの有酸素運動が得意だったものの、高校を卒業してからは運動をする機会がほとんどなく、身体を動かさない生活が当たり前になっていました。

現在34歳ですが、30歳になるまでグータラ生活をしていたため、幼少期の体力は消え去っていました。身体にお肉もついてきて、いつの間にか、一階から二階に登るだけで息を切らすようになっていました。

そして仕事がハードになるにつれて、すぐに風邪をひく体質になりました。

31歳のとき、「登山」という趣味に出会いました。丈夫な身体と体力が欲しくて、毎週山に登り続けました。そして、「単独登山100回」という目標を達成しました。

ということで今回は、これまでの登山の記録をふりかえって「運動を続けることで、体力はついたのか」「体力がつくまでに、どんな過程をたどったのか」を紹介したいと思います。

データ

Googleスプレッドシート
Googleスプレッドシート

運動を続けることで、体力は確実についてくる

上のグラフが歩行距離、そして下のグラフが「一回の登山で登った高さの合計値」を表したものです。

どちらのグラフも同じような形になっています。回数を重ねるにつれてグラフが高くなっていますね。体力が徐々についてきていることが目に見えると思います。

ここで一つ補足ですが、88回目以降は「短い距離をゆっくりと歩いて、のんびりと山を堪能する」スタイルに変更しているので、グラフの値は低くなっています。なので、88回目以降は、無視してください。

始めのほうは、激しい運動のあと長い休息が必要だった

25回から50回目までは、グラフの高低差が激しいですね。

この期間は、自分にとってギリギリの厳しいチャレンジをしていました。そしてその反動で、その後、7日間から10日間くらい身体がガス欠気味になっていました。あまり運動の間隔をあけたくないので、その間にも山に登っていましたが、身体がガス欠状態なので、少ししか登れませんでした。

なので、長い棒と短い棒がグラフのなかに交互に存在しています。

ちなみにそのガス欠の間は、糖分たっぷりのジュースが無性に飲みたかったです。

終盤は、身体が慣れてくれた

50回目以降は、それまでに比べて、棒グラフの凹凸が少ないのがわかると思います。

ここまでくると、身体が慣れて、以前のようなガス欠状態にはならなくなりました。コンスタントにハードな運動ができるようになりました。

風邪をひきにくくなった

ちなみに、運動の効果なのかどうかは分かりませんが、風邪をひきにくくなりました。もともと3か月に一回は風邪をひいていたのですが、今は一年に一回だけになりました。

運動にはモチベーションが大切

なぜ今回、この記事を書いたのかというと、僕が運動を始める前にこんな記事に出会いたかったからです。

僕が本気で運動を始めようとした頃「これから体力をつけるために運動を始めるけど、体力は本当につくのだろうか」とインターネットを見漁っていました。

なにか確信できる情報がほしい。そうすれば、運動を続けるモチベーションが得られる。そんな気持ちでした。

当時、得られた情報は「運動は継続が大切です。続けていれば体力が向上します」のようなものでした。「本当なのか?」と思いながら、その情報を信じて運動を続けてきました。幸運にも、僕は運動に対するほかのモチベーションを持っていたので、続けることができました。

結果、体力をつけることに成功しました。

なのでこれから運動をはじめる人は、よかったらこの記事を参考にしてみてください。これは、あくまで僕のたった一つの例ですが、たった一つの例からモチベーションが湧くこともあると思います。

おわりに

体力をつけるために、一つだけ意識していたことがあります。

それは、同じ負荷の運動をずっと続けないということです。自分が楽に歩ける距離をずっと続けるよりも、自分がギリギリいけそうだと思う距離にチャレンジする。その新しい距離に慣れてきたら、また次のチャレンジへと踏み出す。そのサイクルを繰り返す。そうすることで体力がつきました。

ちなみに登山をするときは、自分の体力の限界ギリギリまで使い果たすのではなく、余力を残した状態で終えるようにしてください。登山は他の運動に比べて、危険な要素がたくさんあるからです。

なので登山の場合は、まず安全を第一に考えてください。

登山以外の運動についても、まずは安全と自分の体調を一番に考えた上で「自分ができるチャレンジ」をしてみてください。

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著者

栃木県在住の34歳。
34年間住んでいた愛媛県から、栃木県に引っ越したばかり。仕事もやめて、無職になる。同性愛者・躁うつ病患者(現在は寛解している)。趣味は登山。フィリピン人のパートナーと生活しながら、社会の壁を乗り越え、楽しい日々を送るため、人生をサバイバルしている。

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