国際恋愛☆日記– category –

彼は日本語の話す・聞くはできるものの、読む・書くはあまりできない。だから、なにを書くんだろうとじっと見つめていると、新種の漢字がそこに誕生した。

「じゃあ、包丁を全部研いでくれたのも、ありがとうのしるしだったのかな」と聞くと、また「うん」と返ってきた。

僕とソーマとお義父さんの三人でスーパーの惣菜コーナを見て回り、半額のものがあると、みんなで歓喜した。そして、スーパーの電子レンジで温めて、そのまま駐車場の車の中で晩ごはんを食べる。

パートナーは「ここにはユニークな人が多いね」と笑っていた。そして「やっぱり、花は人を幸せにするんだねぇ」といっていた。

お義父さんは日本語も英語もわからないので、とにかく笑顔でうなずいていたようだ。帰ってきたお義父さんは、そのときの様子を、楽しそうにジェスチャーで再現してた。

日本での昼寝は「本当に気持ちがいい」といっていた。フィリピンは常夏だけれど、ここは、程よい寒さがあるからだ。

僕は彼らの名前を、呼び捨てで呼んでいる。「サニー！」「マリパズ！」と。

パートナーの両親にカップルだと認知してもらったことで急に「自分とパートナーはカップルとして、ここに存在しているんだ」と感動しました。

母が「ソーマくん、日本語上手になったね！」といい、パートナーが「いえいえ、お母さん、そんなことないです！」とジャパニーズスタイルで返すのが最近の定番です。

サニーさんが「傘を広げて目隠をつくって、その間見張るから、トイレをしますか？と聞いて、お金をもらえるかどうか試してみたらいい」とその子供に伝えていた。