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【装備・持ち物】6泊7日のロングトレイルに持っていった道具

4月上旬の石鎚山系ロングトレイルに持っていったものを紹介します。実際にロングトレイルをやってみて感じたことを、持っていった道具と共に紹介します。

もくじ

持っていったものと思ったこと

身につけるもの

品目商品名
レインウェア上:トレントフライヤー 下:サンダーパス
ザック(ザックカバー付き)バーグハウス ウィルダネス 65L+15L
登山靴メレル モアブ3(ミドルカット)
Tシャツ(2着)モンベルのウィックロンゼロ アイスブレーカーのウール
靴下(2足)モンベルの5本指ソックスとウールソックス
長ズボンモンベル
ボクサーパンツ(2着)ユニクロのエアリズム
寝巻半袖Tシャツと半ズボン
アームカバーワコール
腕時計友人からもらったG-shock
帽子コロンビア(綿50% ポリエステル50%)
ウインドブレーカーユニクロ ポケッタブルパーカー
ダウンジャケットモンベル スペリオダウン
防寒タイツアマゾンで購入(1000円)
トレッキングポール(1本)モンベル アルパインポール
ヘッドライトモンベル リチャージャブル パワーヘッドランプ
サンダルモンベル ソックオンサンダル
耳栓アマゾンで購入

Tシャツ

Tシャツは一着で十分でした。

濡れたとしても歩き続けていれば自分の体温で乾くし、寝るときは別でパジャマを持っていっていたので、結局アイスブレーカーのウールのTシャツしか使いませんでした。

ロングトレイルをしたのが4月の愛媛だったので、朝夕は少し肌寒くて、昼は少し暖かい天候でした。これぐらいの天候だとウールがベストだと思います。

寒いときはほんのりあたたかいし、暖かいときは汗をものすごく吸収してくれて、乾くのも早いので、身体がさっぱりして快適でした。そして、なにより臭わないところがロングトレイルにぴったりです。

ポリエステルのTシャツだと一日で臭くなるのですが、ウールは3日間連続で着続けても、ほとんど臭いませんでした。7日間の真ん中で、一度洗濯をしてしまったので、1週間着続けたらどうなるかはわかりませんが…。

ウールのTシャツなら、街に降りたときでも雰囲気に溶け込みやすいですし、なにかとマルチに活躍してくれます。

ボクサーパンツ

ボクサーパンツも一着で十分でした。

小さいのでどこでも簡単に洗濯できますし、別になくてもそんなに困らないです。股ずれになる人をのぞいては…。

靴下

夜の冷えに備えるために、就寝用のウール靴下は必須です。足が冷えたら、本当に眠れません。

靴下が濡れてしまった場合を考えても、2足持っていくのがいいと思います。

アームカバー

紫外線対策で持っていったのですが、素肌で歩くのが気持ち良くて、あまり使いませんでした。

ただ、紫外線から皮膚を守ってくれるし、藪漕ぎをするときにマダニ除けにもなるし、寒いときの防寒着にもなります。いろんなことに使える割には、かさばらないし軽いので、持っていってもいいんじゃないかと思います。

寝巻

寝巻は個人的に必須のアイテム。

家でいつも使っているものを持っていっています。「いつもの匂いだぁ」とリラックスできて、安眠につながりますよ。

ダウンジャケット

日帰りのときも山に行くときは、いつでも持っていっています。

モンベルのスペリオダウンジャケットは軽くてコンパクトな、コストパフォーマンスのよい、薄手のダウンジャケットです。

冬は中間着として使えば、オールシーズン使える汎用性の高い製品。持っていて損はない一品です。

サンダル

忘れてはならないのがサンダル。

地味な存在だけど、「あってよかった」といつも思う道具です。たくさん歩いて疲れた後のテント設営がしんどいんですよね。そのときに登山靴からサンダルに履き替えるのですが、登山靴を脱ぐ解放感がたまりません。

ちなみに僕が使っているソックオンサンダルは、靴下を履いたままでも履けるので、すごく楽です。

テントに入った後も、トイレに行くときなんかに外に出ないといけないのですが、登山靴をまた履くとなると、ものすごく億劫。サンダル最高です。特にこのサンダルだと、足冷え用に靴下を履いていても、そのまま外に出られるので便利です。

そして個人的に思う、ソックオンサンダルの一番のよさは、そのデザインです。めちゃくちゃ可愛いんですよね。

モンベルのオンライン・アウトレットにもよく商品がのこっていますよ。

耳栓

ロングトレイルに耳栓は必須です。

夜はちゃんと寝て、次の日のために体力を回復させたいのですが、テント場や小屋にはいびきの大きな人がいるかもしれません。

僕は、人と会わないような場所で寝るときも、耳栓を持っていきます。寝ているときに降ってきた雨の音で目が覚めてしまうからです。

その他の装備

品目商品名
テントステラリッジ2型(ホワイト)
シュラフモンベル ダウンハガー650 ♯3
マットサーマレスト リッジレストクラシック
エア枕デカトロン ケシュア
防水バッグシートゥーサミット ドライサック 13L
浄水器ソーヤーミニ
クッカーモンベル
バーナープリムス 153ウルトラバーナー
ガス缶プリムス ノーマルガス 500G
チェーンスパイクスノーライン チェーンセンプロ
手ぬぐい愛媛県今治市の道の駅で購入
ヘッドライトモンベル リチャージャブルパワーヘッドランプ
地図&コンパス山と高原地図&スント
ウォーターキャリー(2つ)エバニューウォーターキャリー2L
一眼レフカメラソニーa6000
モバイルバッテリー(3つ)×予備のUSBコードアンカー20000Ah(×2)10000Ah(×1) 
トイレットペーパー愛媛のドラッグストア「レディ薬局」で購入
ポイズンリムーバーアスピブナン
マルチツールビクトリノックス
テーピングテープレディ薬局で購入
救急キット解熱鎮痛剤・虫刺され用軟膏など
結束バンドアマゾンで購入
リップクリームレディ薬局で購入

マット

マットはサーマレストのリッジレストクラシックを使っています。

前は7cmの分厚いエアマットを使っていたのですが、身体を動かすたびにエアマットのきしむ音がしたり、テントのフロアとマットの上の段差があるので寝返りがうちにくかったり、歩き疲れたあとの空気入れがめんとくさかったりしたのですが、このマットに変えて一変しました。

7㎝のエアマットよりも1.5㎝のサーマレストのほうが快適だということに衝撃を受けました。エアマットではないので、壊れる心配もありません。「いいところだらけじゃないか」と思えるのですが、唯一の欠点は、かさばるところです。

ただ、自分の身長に合わせてカットしたり、パッキングを工夫すれば問題はないので、このマットを使い続けています。

エア枕

枕はスタッフサックに服などをつめこんで代用できますが、僕の場合はそれだと快眠できないので、安いエア枕を使っています。

防水バッグ

ザックには防水カバーもついているのですが万能ではないので、ダウンシュラフを濡らさないために持っていっています。

このバッグのいいところは、一度荷物を入れて密封したあとでも、上からプッシュすればバッグにたまった空気が抜けていくところです。限界までコンパクトになるので、おすすめです。

13Lで、シュラフ・寝巻+αが入ります。

ガスバーナー

もともとはフェムトストーブを使っていました。

かなり軽量・コンパクトでお気に入りの製品だったのですが、使いすぎて大分古くなっていたのと、クッカーを支えるゴトクが小さいので安定感に欠けていたこと、そしてもう少し火力がほしかったので、153ウルトラバーナーに買い替えました。

ガス缶

ガス缶はどれくらい持っていったらいいか悩みました。

500Gのガス缶を二本持っていったのですが、1週間のトレイルで結局一本しか使いませんでした。朝・昼・夜、一日三回使って500G一本でした。(しかも、20%ほど余りました)

地図

地図は定番のこの地図ですね。

ウォーターキャリー

ウォーターキャリーがこのロングトレイルで最も真価を発揮したアイテムでした。ロングトレイルにいくなら絶対にあったほうがいいです。

僕は基本的にペットボトルで水を運んでいますが、ロングトレイルを歩いていると、水場がほとんどないエリアを通ることもあります。そんなエリアを通るときだけ、用意していたウォーターキャリーに水をたくさん汲んで持ち運ぶことができます。

ペットボトルは頑丈ですが、その分かさばるのでたくさんは持っていけません。ただ、ウォーターキャリーは丸めてコンパクトに収納できるし軽いので、ザックに入れておけます。そして、水をたくさん汲んでおきたいエリアだけたくさん汲むということができます。

さらに、ウォーターキャリーは変形するので、荷物の隙間にフィットしやすいです。もし手持ちのペットボトルに穴が開いたとしても、ウォーターキャリーで代用することもできます。

プラティパスが有名ですが高いので、僕はエバニューを使っています。

モバイルバッテリー

20000Ahを二つと10000Ahを一つ持っていきました。

ですが10000Ahと20000Ahのモバイルバッテリーを一つずつ使いきっただけで、残りの20000Ahのバッテリーはほぼ使いませんでした。

ちなみに、スマホ・一眼レフ・ヘッドライトに使用していました。

YAMAPのアプリは常時起動していて、テントの中では時々kindle本を読んでいました。

ただ、なくなると困るものなので、最初は多めに持っていってもいいかもしれません。

マルチツール

爪切りと、ナイフ、ハサミ、やすりが付いたものを持っていっています。

持っていった方がよかったもの

針と糸

修繕用の針と糸です。間違いありません。これは絶対に持っていった方がよかったです。

ロングトレイルの終盤、ザックの肩ひもがちぎれかけて、かなりヒヤヒヤしました。そのときに針と糸を持っていればどれだけ、救われたことか…。

ザックだけでなく、いろんな道具が壊れるかもしれません。僕も次にロングトレイルをするときは、絶対に持っていきます。

持っていかなくてよかったもの

水のいらないシャンプー・ボディソープ

これは必要ありませんでした。毎晩水場の近くでテントを張っていたので、ペットボトルに入れた水を浴びて、タオルで拭くだけで、結構さっぱりしました。

個人的には、このシャンプーとボディソープの人工的なフローラルな匂いがあまり好きでなくて、水とタオルで身体を洗ったほうが身体がスッキリしました。

シャンプーとボディソープ、合わせて800gありました。捨てるわけにもいかず、ずっとこの重りを背負って歩きました。

袋のインスタントラーメン(四角いラーメン)

全部、棒ラーメンにすればよかったと思いました。

袋のラーメンはかさばります。棒ラーメンにすれば、どれだけ荷物がスッキリしたことか…。

おわりに

今回はロングトレイルに必要なものを紹介しました。

ですが、必要なものは人によって少しづつ違ってくると思います。いろんな人の記事を参考にしながら実際にロングトレイルをして、自分だけの装備をつくりあげてみてください。

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著者

栃木県在住の34歳。
34年間住んでいた愛媛県から、栃木県に引っ越したばかり。仕事もやめて、無職になる。同性愛者・躁うつ病患者(現在は寛解している)。趣味は登山。フィリピン人のパートナーと生活しながら、社会の壁を乗り越え、楽しい日々を送るため、人生をサバイバルしている。

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