【テアラロア Day26】ホテルの駐車場にテントを張り、無料のビールを二杯飲む

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ロード歩き

昨日買ったエアマットのおかげで、驚くほど快眠できた。

ハットではなく、これから毎晩テント泊をしたいくらいだった。

そして、いままで使っていたドライマックスという速乾性の薄手の穴あき靴下を捨て、5000円もするスマートウールというメーカーの厚手の靴下をはいた。

そして今日は遅めの10:00にキャンプ場を出た。

今日は山ではなく、一日中、砂利道を歩く。

前回クイーンズタウンからアロータウンに歩くときにすれ違う人全員に挨拶をして、ヘロヘロになったあと、ベリーに「こういうときはどうしたらいいのか」聞くと、「すれ違うときにうつむいて歩けばいい」ということだったので、ずっとうつむいて歩いた。

歩きながら、日本にはない色んなものを見つけた。

犬の棒の図書館
犬のフンを捨てるゴミ箱

しばらく歩いていると、前方からTAハイカーらしき人が二人、こっちに歩いてきているのが見えた。

話しかけると、やっぱりそうだった。反対方向に歩く人だ。

カナダ人カップルで、話していると、後ろからちょうどベリーが歩いてきているのが見えた。そして、四人で話した。

別れたあとはベリーと歩く。

どうやら、今朝はワナカの郵便局で食料を送っていたので、遅い出発になったようだ。僕の先を歩いていると思っていたのでビックリした。

しばらく歩くと、橋から子供達が、その下にある川にジャンプして飛び込むのが見えた。

ここニュージーランドは大きな街がないせいか、みんなハイキングやジョギング、ロードバイクやマウンテンバイク、ジェットスキーやパラグライダー、オフロードバイクやオフロードカーなど、自然と遊ぶ人がとにかく多い。

そしてここには、「フリスビーゴルフ」というスポーツもある。

途中にあるスイーツ屋さんで、パイとデザートを買って食べた。ベリーがその隣にあるスーパーでコーラを買ってきて、僕にくれた。

そして、今日のキャンプ場についた。

ホテルの駐車場でテント泊

キャンプ場といっても、ここは正規のキャンプ場ではなく、ホテルの駐車場だ。

今朝すれ違ったカナダ人カップルが、このホテルに「TAハイカー」であることを伝えたら無料で駐車場にテントを張らせてくれると教えてくれた。

そして、無料でテントを張らせてくれるどころか、ビールを一杯無料でプレゼントしてくれた。ただ、ホテルの人が小声で「レストランで食事をしてくれたら助かります」といっていたので、「もちろんです!」とレストランでご飯を食べることにした。

テントを立てていると、ケイロブを見つけたので、ベリーと一緒に話しかける。

日本料理屋の店員さん

そしてそのあと、レストランに向かうときに、通路に女性がいたので「すみません」と道を開けてもらった。すると、その人が僕に声をかけてくれた。なんと昨日の日本料理屋さんの店員さんだった!

どうやら、彼女はワーキングホリデーでニュージーランドに来たらしい。そして、日本料理屋さんとこのホテルの二カ所で働いているようだった。

そして、そろそろワーキングホリデーの期限が切れるので「次はオーストラリアに行こうかな」と思っているらしい。

「カルチャーショックと言葉の壁は感じませんか?」と聞くと、「言葉の壁は感じるけど、カルチャーショックはないですね」といっていた。うらやましかった。

僕は頭が固いのかなと、思った。

世界一美味しいワナカビール

そしてレストランで、無料のワナカビールとフィッシュ&チップスを食べていると、ホテルの人が来た。

どうやらサービスで、もう一杯無料でビールをくれるらしい!当然、もう一杯お願いした。

ちなみに、ワナカビールは本当に美味しい。いままで飲んだビールのなかで一番美味しかった。

そして、レストランの外にはゲームがあった。ケイロブが僕とベリーにゲームの説明をする。

お手玉のようなものを投げて、穴に入ったら3点、ボードの上にのったら1点ということだった。

そして三人で勝負をする。

ちなみに僕は全敗だった。

そのあとはテントに戻り、フカフカのエアマットに寝転がった。

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著者

栃木県在住の34歳。
34年間住んでいた愛媛県から、栃木県に引っ越したばかり。仕事もやめて、無職になる。同性愛者・躁うつ病患者(現在は寛解している)。趣味は登山。フィリピン人のパートナーと生活しながら、社会の壁を乗り越え、楽しい日々を送るため、人生をサバイバルしている。

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