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【なぜ山に登るのか】僕が登山をする「後ろ向き」な理由

もくじ

僕が登山をする「後ろ向き」な理由

山に登る理由はたくさんありますが、一番の理由は「精神的なしんどさから解放される・ストレスを解消できる」からです。

ロマンティックでポジティブな理由ではなく、かなり現実的な理由です。ですが、胸を張って堂々と答えられます。

「趣味」や「自分の好きなこと」をする理由は、ピュアでポジティブなものでないと「おかしい」という意識をなんとなく持っていませんか?

自分の一番の趣味をやる理由が「ストレス解消」だなんて、つまらないと思っていませんか?

いいんです!

趣味をやる理由が「ストレス解消」だなんて、素晴らしいと思います!

考えすぎて頭が爆発しそうになる人

僕はもともと考えすぎる性格でしたし、今もそうです。

考えすぎて、いつも頭の中が「考えや感情・感覚など」でいっぱいになって、発狂しそうになったり、実際に発狂することもありました。毎日が苦しかったです。

ですが、登山をすることによって、頭の中の「ゴチャゴチャ」が一時的に解消されることに気付きました。そしてそれは「一時的」なので、毎週山に登ることによって、自分をコントロールしています。そして、普通の日々を落ち着いて味わうことができています。

「登山を続けることで自分が安定している」ということを感覚的に説明します。

人には「自分がもっとも自分でいられるゾーン」があると思います。画用紙の真ん中に小さな円を描いたところが、そうです。

ですが、日々のストレスやゴタゴタでだんだん自分が真ん中の円から右にズレていったり、左上にズレていったりして、自分のいる場所がわからなくなって「自分がよく見えなくなって」しまいます。

そのときに、登山をすることで、自分がまた真ん中の円にひっぱられて戻ることができます。ニュートラルな状態に戻ります。

そしてまた、日常生活の中で、右下や上に自分がズレていきます。そこでまた登山を挟んでニュートラルな状態に戻る。そうすることで、自分をニュートラルな状態にキープすることができ、安定した精神状態で、日常生活を味わうことができます。

体験談

登山をする理由を「精神的なしんどさから解放される・ストレス解消」と紹介しました。

ですが、それだけではありません。

最初は、しんどさから解放されたいがために、毎週山に登って心の平穏を保ってきました。そしてそうやって、登山を続けることで、他の「登山のおもしろさ」「登山をやる理由」を見つけていきました。続けることで、知らない人と山を一緒に登る機会を得られたり、山で知り合った人から「一眼レフをやってみませんか」という誘いを受けたりすることもありました。

いまは「一眼レフでの写真撮影」が僕の立派な趣味になっています。

「ストレス解消」が登山をやる一番の理由でしたが、続けていると結果的にいろんな「登山をする理由」ができていました。

ですが、いまだに「ストレス解消」が、僕が登山をする一番の理由であり続けています。

ここで言いたいのは、趣味を始める理由はなんでもいいということです。そしてもっと言えば、趣味をずっと続けていても、その趣味をする理由が「ストレス解消」以外に見つからなくても、なにも問題はないということです。

おわりに

そもそも、なにかをやるのにいちいち理由を考える必要はないんですよね。

ですが、「なんで山に登っているんだろう」「そしてその答えにピュアなものを当てはめないと、と無意識に思っている」真面目な人もいるのではないでしょうか。

実は、僕がそうでした。

なんとなく形を意識していて、「登山という立派な趣味」に似合う「立派な理由」を探していました。ですが、当たり前ですが、別にそんなものは必要ありません。

自分なりの楽しみ方で、「自分だけの登山」を楽しんでください。

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著者

栃木県在住の34歳。
34年間住んでいた愛媛県から、栃木県に引っ越したばかり。仕事もやめて、無職になる。同性愛者・躁うつ病患者(現在は寛解している)。趣味は登山。フィリピン人のパートナーと生活しながら、社会の壁を乗り越え、楽しい日々を送るため、人生をサバイバルしている。

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