【国際恋愛 ♯4】フィリピン人パートナーの義両親と足利フラワーパークへ行く!

もくじ

ご両親、はじめて栃木市を出る

ご両親が来てから、一か月が経とうとしている。

その間、僕は地元の愛媛に2週間程帰っていたりして、二人とも特にどこにも行けていなかった。

家の近所を散歩し、スーパーやユニクロ、リサイクルショップに入り、公園で花見をする程度だった。それでも、二人にとっては、それで十分で満足しているように見えた。

だけど、せっかく日本に来ているのに、それだけじゃもったいないということで、レンタカーを借りてパートナーを合わせた4人で、栃木県足利市にある「足利フラワーパーク」に向かった。

その途中に寄ったコンビニの駐車場で、お義母さんのマリパズさんが車と一緒にツーショット写真を撮る。

きれいな車だから、一緒に写真を撮りたかったようだ。

足利フラワーパーク

そして、フラワーパークについた。

パートナーと二人で入場券を買いに行く。ちなみに、障害者手帳を使えば200円引きになるので、まず僕の障害者手帳を見せた。

そして、チケットの受付のお姉さんに、「あそこにいる車いすの人は家族で、彼女はフィリピン人なんですけど、フィリピンの障害者手帳って使えますかね?」と聞いてみた。

お姉さんは一瞬「どうなんだろう」という顔をしたけど、隣の受付の人に軽く確認をし「あっ、大丈夫ですよ!」と軽やかな返事をくれた。

おぉ、使えた!

これは知らない人が多いと思うけど、障害者手帳は国境を超えて使えることがあるのだ。

実は二年前に、ご両親がはじめて日本に来たときに、ディズニーランドでお義母さんの手帳が使えた。ちなみに僕の手帳も台湾で使えた。

そして入園する。

大きな敷地内に、きれいな花がたくさんある。

花の開花状況によって、入園料が変わるけど、この日は一年の中でもっとも入園料が高い日だった。

そしてこのフラワーパークの目玉は、「藤の花」だ。

ものすごく壮大な藤の木が何本かあって、それを取り囲むように他の花も植えられている。

ここでは何人かの人と、ちょこっと声を掛け合ったりした。

陽気な天気と、きれいな花がたくさんあったからか、明るい雰囲気が園内に漂っていた。

パートナーは「ここはユニークな人が多いね」と笑っていた。そして「やっぱり、花は人を幸せにするんだねぇ」といっていた。

佐野ラーメン

そして、そのあとは佐野ラーメンを食べに行った。

パートナーの職場のフィリピン人が「佐野ラーメンが一番おいしい」といっていたので、行くことにした。

あっさりとしたラーメンで美味しかった。

ただ、パートナーは「味噌ラーメン、豚骨ラーメン、醤油ラーメン、塩ラーメン」の順で好きなので、佐野ラーメンはいまいちだったようだ。

お義母さんは好き嫌いが多いので、メンマが食べられなかったようだ。そしてラーメンもあまり好きではないけども、餃子が美味しかったといって全部食べた。

お義父さんは麺類が大好きなので、美味しかったようだ。

そして家に帰る。

僕たちのアパートの敷地内にある大きな木をお義父さんのサニーさんが指さして「一か月前は葉っぱがあまりなかったけど、だいぶ青々してきた」といった。

僕とパートナーが気にしたこともなかった木の様子を、お義父さんは見ていたんだなぁと思った。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

著者

栃木県在住の34歳。
34年間住んでいた愛媛県から、栃木県に引っ越したばかり。仕事もやめて、無職になる。同性愛者・躁うつ病患者(現在は寛解している)。趣味は登山。フィリピン人のパートナーと生活しながら、社会の壁を乗り越え、楽しい日々を送るため、人生をサバイバルしている。

コメントが一件も来なくてさみしいので、コメントをください!

コメントする

もくじ