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信越トレイルの情報を、実際に歩いた経験をもとにざっくりとお伝えします

僕が歩いたのは2024年9月10日~17日です。

なのでここ紹介する情報は、そのときのものとなります。情報は古くなっていきますので、実際に歩かれる方は公式サイトや他のサイトなどを複数見比べながら、準備を進めてください。

今回の記事では、「信越トレイルを歩いてみたいけど、さぁ、まず何から調べたらいいんだろうか…」と思っている方向けに、ざっくりとした情報をお伝えしていきます。

もくじ

信越トレイルとは

「斑尾山」から「苗場山」までを結ぶ、110kmのロングトレイルです。

おおさっぱにいうと、新潟と長野の県境に位置する標高1000m前後の関田山脈(せきだ)と、舗装路歩き、そして苗場山の3つのセクションに分けられます。

斑尾山・苗場山、どちらからスタートしても自由ですが、僕は斑尾山からスタートし、6泊7日で苗場山にゴールしました。関田山脈(4日)、舗装路歩き(2日)、苗場山(1日)といった感じです。

テント場

信越トレイルのテント場は全て予約制で、信越トレイルハイカー専用となっています。

予約は「信越トレイルの公式ページ」からできます。予約も決済もネットで完結できるので、楽ですよ。もし、悪天候などで日程を変えないといけない場合も、問い合わせたら対応してくれるようです。

基本的に、ほとんどのテント場は一泊1500円で泊まれます。ただ、一泊2000円のところも少しだけあります。

そして信越トレイルのテント場のなかには、「信越トレイル公式ページ」からではなく、直接宿やテント場に予約を取らないといけないところが数カ所あるので、注意してください。

水場

水場の場所はYAMAPの地図や「山と高原地図」を見て、調べました。

信越トレイルには、池がよくあります。

トレイル上にも数カ所ありますし、ほとんどのテント場は池の横にあるので、「最悪池の水を汲めばなんとかなる」と思うと(浄水は必須です)、水の補給はやりやすいと思います。

エスケープルート

エスケープルートは地図を見てもらったらわかると思いますが、関田山脈の峠に、ところどころ舗装路が交わっているので、エスケープしやすいです。

地図

信越トレイルには「公式マップ」が販売されています。

四つのセクションに分けられていて、一セクション1000円です(斑尾山~涌井のセクションだけ750円で売られています)。

公式マップは、その地域の歴史や情報、主要機関の連絡先、そしてマップ上に記載された細かな情報などが載っています。かなり便利で、トレイルをより楽しませてくれるものですが、四つそろえると3750円かかるので、僕は「山と高原地図2024年版(1320円)」のほうを買いました。

注意したいのは、「山と高原地図」のほうは、斑尾山付近(初日)~森宮野原駅(5日目)付近までしか載っていないということです。

なので、最後のセクション(6日目と7日目)だけ、公式マップを買いました。

ただ、公式マップを買うタイミングが遅く、結局届かないまま信越トレイルに出発しましたが、YAMAPだけで十分でした。というのも、6日目と7日目は舗装路歩き&苗場山しかないからです。

気温

僕が歩いたのは9月10日~17日です。

僕の体感を話すので主観的な情報になりますが、9月10日、11日の昼間はまだまだ暑かったです。

夜も、半袖Tシャツとハーフパンツを着て寝ましたが、「モンベル ダウンハガー♯650 3」にすっぽり入って寝るのは暑かったので、シュラフをお腹の上にだけかけて寝ました。ただ、明け方は冷えるので、その頃にはダウンシュラフの中にすっぽり入って寝ました。

ちなみに僕は寒さには強い方で、テントは「モンベル ステラリッジ2」を使っていました。

ちなみに10月13日の昼間は、前日・前々日に比べて涼しく感じました。そしてそのときの気温は25℃でした(スキー場に温度計がありました)。

泊まったテント場の様子

赤池テントサイト(初日)

こじんまりとしたテントサイトです。

テントサイトの正面には池があります。そして3分ほど歩いたところに、トイレと水道付きの建物があります。

建物の二階の室内はカギがかかっていて、中には入れません。

桂池テントサイト(2日目)

このテントサイトには小屋がついていて、中はこんな感じです。

僕が泊まったときは、水を置いてくれていました。

トイレも池も、すぐ近くにあります。

光ヶ原高原キャンプ場(3日目)

ここは、とてつもなく広いキャンプ場です。

トイレはもちろん、炊事場やテーブル、ベンチも用意されていて、とても快適な場所でした。展望台のようなところもあり、夕陽を眺めることもできます。

ちなみに古い情報で、「ここに自動販売機がある」「シャワーがある」と書かれていましたが、今はなにもありませんでした。

ちなみに、ここにも池があります。

野々海テントサイト(4日目)

光ヶ原高原キャンプ場ほどではないですが、ここも広いテントサイトです。

炊事場もテーブルも、イスもあり、快適な場所です。

そしてここは、悪天候時に避難できるきれいなシェルターがあります。

中にはコンセントもありました。試しにモバイルバッテリーをつないでみましたが、ちゃんと充電できました。

そして、そのシェルター内にはきれいなトイレもあります。

(手動のウォシュレット付きです!)

ちなみにこの近くにも大きな池がありますが、少し歩くと沢も流れています。

かたくりの宿(5日目)

ここはこれまでの信越トレイルテントサイトと違って直接予約が必要なテントサイトです。

なので、信越トレイルハイカー以外にもいろんな人が泊まりにきていました。

そして600円で館内の温泉に入ることもできます。テント泊で利用しましたが、館内のトイレや洗面所などは自由に使ってもいいということでした。

中には、無料で使えるミネラルウォーターサーバーがあったり、ジュースが販売されたりしていました。

そして、建物の外にも「飲用可」の水道があります。

小赤沢楽養館テントサイト(6日目)

このテントサイトはこじんまりしたところですが、隣には食堂と温泉があります。

きのこそば

温泉についてですが、スタッフの方に「一度温泉の料金を払ったら、18時までなら、何度でも入りにきていいよ」といわれました。

ちなみにテントサイトのなかには、簡易の「信越トレイル専用トイレ」がついています。

おわりに

今回は、「何から調べようか…」と思っている方向けに、自分の持っている情報と経験を、噛み砕いた表現でお伝えしました。

ですが詳細な情報については、公式ホームページを見るのが一番だと思います。

公式ホームページ以外にも、他のブログなど、参考になる情報がたくさんあるので、(実は楽しい)ロングトレイル前の情報集めを楽しんでください。

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著者

栃木県在住の34歳。
34年間住んでいた愛媛県から、栃木県に引っ越したばかり。仕事もやめて、無職になる。同性愛者・躁うつ病患者(現在は寛解している)。趣味は登山。フィリピン人のパートナーと生活しながら、社会の壁を乗り越え、楽しい日々を送るため、人生をサバイバルしている。

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