【求職日記 ♯2】オンライン英会話、二社目の面接に応募する

昨日は、人生ではじめてオンライン英会話の仕事に応募し、面接を受けた。

思い返せば、仕事の面接を受けるのは11年ぶりだった。

そして、面接が終わったあとからずっと、「落ちただろうな」と自分の自信のなさに落ち込んでいたけど、「もしも受かったとしたら」自分につとまる仕事なんだろうかと、自信がなくてソワソワしていた。

昨日の面接の結果は、数日後にわかるということだった。

僕はそれまで待って、落ちていたら次の仕事に応募しようと考えていた。というのも、また面接を受けるのが怖かったからだ。

そのことをパートナーにいうと、「結果がわかるのが5日後だとしたら、5日間待つの?」「もし落ちていたら、その5日間が無駄になるよ?」「こういうのは結果を待たずに、どんどん面接を受けないと」と返ってきた。

それは知っているんだけど、怖くてできなかった。

「怖い」というと、「じゃあ、それでもいいよ。それが君の選択だから。したいようにしたらいい」と返ってくる。

そういわれると、不安になってくる。

「やっぱり、頑張って、また応募してみる」と伝える。

パートナーは「一度に100社、応募しなさい」と真剣な顔で僕に言い、仕事に出かけていった。

パートナーが出かけたあと、PCを開ける。

検索してみると、オンライン英会話の会社はたくさんあった。

いろんな会社のホームページを読んだり、募集要項を読んだりしながら、実際に僕がこの会社で働いたらどんなことが起こるだろうと、ネガティブなシュミレーションを繰り返す。

繰り返すたびに自信がなくなり、「自分には無理だ」という思いに四方八方から攻められる。

PCを閉じた。

自分にはできないという思いに駆られながら、部屋の中を歩いていると涙が出てきた。

「自分の弱さを受け入れて、認めるだけじゃ、生活費は稼げない」「ときには強くならないといけない」と自分を奮い立たせるも、それでも強くなれない自分に情けなくなってくる。

そしてもう一度、PCを開く。

応募のページに進むも、怖すぎて先に進めない。

「どうして僕はこんなに恐れているんだ」と考えていると、その理由は「間違ってはいけない」という思いに支配されているからだということに、突き当たった。

そして「間違えるのが怖い」と検索すると、「間違えることよりも、挑戦しないことの方が怖い」ということについて書かれた記事が出てきたので、読んでみた。

読んだあとに「本当にそうだな」と思った。間違っても死ぬわけじゃない。

ちなみに、いま家にはパートナーのご両親が来ている。

だから僕は、お義母さんの前に正座してこう聞いた。

「人生の先生にお聞きたいことがあります。僕は新しいことに挑戦して間違えるのが、ものすごく怖いです。間違えることは悪いことではないのですか?間違えることで先へ進めますか?間違えない事よりも、挑戦をしないことの方が怖いことですか?」

するとお義母さんは笑顔で「そうだよ、間違えるのは悪いことじゃない。間違えたら、その原因を考えて、修正したらいい。それを繰り返すことで、行きたい場所に行けるようになるんだよ」と答えてくれた。

そして僕はPCの前に座り、応募を済ませた。

「やってやるんだ」という気持ちと、不安な気持ちが交互する。

涙が出てきて、ときどき落ち着かなくなる。胸がドキドキしてしんどい。でも、応募することはできた。

あとは、その返信を待つだけだ。

挑戦はつづく。

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著者

栃木県在住の34歳。
34年間住んでいた愛媛県から、栃木県に引っ越したばかり。仕事もやめて、無職になる。同性愛者・躁うつ病患者(現在は寛解している)。趣味は登山。フィリピン人のパートナーと生活しながら、社会の壁を乗り越え、楽しい日々を送るため、人生をサバイバルしている。

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