昨日は、人生ではじめてオンライン英会話の仕事に応募し、面接を受けた。
思い返せば、仕事の面接を受けるのは11年ぶりだった。
そして、面接が終わったあとからずっと、「落ちただろうな」と自分の自信のなさに落ち込んでいたけど、「もしも受かったとしたら」自分につとまる仕事なんだろうかと、自信がなくてソワソワしていた。
昨日の面接の結果は、数日後にわかるということだった。
僕はそれまで待って、落ちていたら次の仕事に応募しようと考えていた。というのも、また面接を受けるのが怖かったからだ。
そのことをパートナーにいうと、「結果がわかるのが5日後だとしたら、5日間待つの?」「もし落ちていたら、その5日間が無駄になるよ?」「こういうのは結果を待たずに、どんどん面接を受けないと」と返ってきた。
それは知っているんだけど、怖くてできなかった。
「怖い」というと、「じゃあ、それでもいいよ。それが君の選択だから。したいようにしたらいい」と返ってくる。
そういわれると、不安になってくる。
「やっぱり、頑張って、また応募してみる」と伝える。
パートナーは「一度に100社、応募しなさい」と真剣な顔で僕に言い、仕事に出かけていった。
パートナーが出かけたあと、PCを開ける。
検索してみると、オンライン英会話の会社はたくさんあった。
いろんな会社のホームページを読んだり、募集要項を読んだりしながら、実際に僕がこの会社で働いたらどんなことが起こるだろうと、ネガティブなシュミレーションを繰り返す。
繰り返すたびに自信がなくなり、「自分には無理だ」という思いに四方八方から攻められる。
PCを閉じた。
自分にはできないという思いに駆られながら、部屋の中を歩いていると涙が出てきた。
「自分の弱さを受け入れて、認めるだけじゃ、生活費は稼げない」「ときには強くならないといけない」と自分を奮い立たせるも、それでも強くなれない自分に情けなくなってくる。
そしてもう一度、PCを開く。
応募のページに進むも、怖すぎて先に進めない。
「どうして僕はこんなに恐れているんだ」と考えていると、その理由は「間違ってはいけない」という思いに支配されているからだということに、突き当たった。
そして「間違えるのが怖い」と検索すると、「間違えることよりも、挑戦しないことの方が怖い」ということについて書かれた記事が出てきたので、読んでみた。
読んだあとに「本当にそうだな」と思った。間違っても死ぬわけじゃない。
ちなみに、いま家にはパートナーのご両親が来ている。
だから僕は、お義母さんの前に正座してこう聞いた。
「人生の先生にお聞きたいことがあります。僕は新しいことに挑戦して間違えるのが、ものすごく怖いです。間違えることは悪いことではないのですか?間違えることで先へ進めますか?間違えない事よりも、挑戦をしないことの方が怖いことですか?」
するとお義母さんは笑顔で「そうだよ、間違えるのは悪いことじゃない。間違えたら、その原因を考えて、修正したらいい。それを繰り返すことで、行きたい場所に行けるようになるんだよ」と答えてくれた。
そして僕はPCの前に座り、応募を済ませた。
「やってやるんだ」という気持ちと、不安な気持ちが交互する。
涙が出てきて、ときどき落ち着かなくなる。胸がドキドキしてしんどい。でも、応募することはできた。
あとは、その返信を待つだけだ。
挑戦はつづく。
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